InEarZさんに初めてリモールドを依頼してみた
- No.44
- 2017年12月6日
- 読了時間: 4分
どうも、かなり暫く振りにこのブログを更新しました。
約1年弱もの時間を経て自分のイヤホン環境もかなり変わりました。
因みに1年以上前の記事に記載しているMymanuはまだ届いていません…
10月末から順次発送が開始されたみたいですね。届くのが待ち遠しいです。
今回は楽天市場でショップを出されているG4さんのオリジナルイヤホン、
8BA-TTSW38のリモールドをしましたので、その流れをつらつらと書いていきます。
実際中々のレアケースなのではないかと思います。

まずは、Eばとらーずさんに本題のイヤホンをInEarZにてリモールド出来るかお問い合わせ。
やる気+英語力のある方なら直接交渉するのもアリですね。
基本的に使用されているドライバーが全てBAドライバーであれば大半のものはリモールドが可能みたいですね。
今回は前例が無かったため、Eばとらーずさんを通じてイヤホンの内部が分かる写真を送付して
InEarZ社の技術主任に確認を貰う形に。

これらの写真を送付しました。大体の雰囲気が伝われば大丈夫ではないかと思います。

(ステム部にウレタンフォームのカスがくっ付いてしまっているのに今更気付きました…)
こうして見ると各帯域毎にボア径が変えられているのが分かりますね。一番小さいのが低音域用みたいです。
そしてリモールドのお引き受け可能とのご連絡を頂いたので、早速インプレッション(耳型)の採取へ!
私は現在茨城県在住なので、インプレッションは関東補聴器 水戸本店にて採取しました。
今までCIEM作る時はEイヤホン併設のリスニングラボで採取していたので初めての本格的な補聴器店で緊張。
採取してくれたのは、今年のヘッドホン祭で各社のインプレッション採取もこなしたベテランの方でした。
金額は両側採取で5000円。何より近くで30分足らずで採取できるので今後も利用しようかと思います。
インプレッションとイヤホンの用意が出来たので、(逆かも知れませんが)デザインの選択へ。
散々悩みましたが、ふとUnique MelodyのMasonⅡが思い浮かんだのでそれっぽいデザインにしようと。
・リモールド8BAまで(クリアーシェル):23,000円
・両側ウッドフェイスプレート(オーク材):6,500円
・inEarZロゴ(シルバー):0円
<イメージ図>

<完成>

割と近いかな…?
その他、ケースや送料など含めて合計で40,100円と言う価格に収まりました。
リモールド自体の価格がかなり安いので気軽に有料オプションに手が出せるのはかなりの強みですね!
イヤホン本体の価格が79,800円だったので単純合計で119,900円、8BAカスタムIEMと考えてもかなり安価。
正直な所元のイヤホンはフェイスプレートがキラキラ過ぎて余り好みでは無かったので、
自分の好きなデザインへ生まれ変わってくれて本当に満足度高いです。
次回はどんなデザインにしてみようかもう迷い始めています。
もっと安くしたい!って方は直接交渉するのもアリかと(2回目)。僕は嫌です。
デザインが決まって必要物を発送したのが11月13日、到着が12月4日ということで一月掛かっていないです。(!)
ラッシュオーダー入れてませんがタイミングか運が良かったのかこの早さ。
見積もりでは来年2月到着予定だったので、突然届いてびっくりしました。

この様なハードケースに、イヤホン本体・型取りされたインプレッション・クリーニングツール・
メーカーステッカーが入って送られてきます。(オプション等追加で変わります)
インプレッションは次回も使用する可能性があるという事で、インプレッション代を減らせるのはお得感ありますね。

シェルに目立った気泡は無く、かなり精巧に作られています。
元々は黒色の半透明ハウジングに収まっていたドライバ達が見放題なので、内心かなりワクワク出来る見た目になってます(笑)

元々のイヤホンは3ボアで、こちらも同じく3ボアで仕上がっています。
流石に同じ径とはなりませんでしたが、音への悪影響は特に感じませんでした。
今度クリスタルコートでコーティングしてあげたいと思います。
いやー初めてのリモールドでしたが、思っていた以上にスムーズに進められて良かったです。
次回は音についてレビューを行えればと思います。
ブログランキングやってます。もしちょっとでも参考になったら押してくれると喜びます。
Hozzászólások