【レビュー】G4 8BA-TTSW38 CIEM化(リモールド)
- No.44
- 2017年12月6日
- 読了時間: 3分
前記事にてEばとらーずさんを通してInEarZにてリモールドして頂いた、

音について下手ながらレビューしていきたいと思います。
重みがありつつ、クドくない低音
音については楽天市場でのレビューに共感した点として、やはり低域の再現の仕方が特徴ですね。
元の状態でも100Hz以下のサブベースやキックの沈み込みが癖になるサウンドでしたが、
CIEM化でその長所を更に伸ばしてくれています。
低域の厚み・拡がり感がアップしつつ解像感は据え置きで、DubstepやDrumstep等のワブルベースのうねりを
引き出しつつベースのエッジもしっかりしており、中高域を邪魔してしまう事もありませんね。
各帯域の繋がりもリモールド以前よりもマイルドかつ自然になり、音に包まれる感覚を感じられました。
リモールド以前は音場感というか、低域が僅かに中央に寄り気味で、音の膨らみ・広がりが少な目に感じ、
曲によって少し違和感を感じる事がありまし
たが、その違和感も解消されています。
手持ちのWestone ES60と比較すると、8BAの方が圧倒的に音の密度が高いですね。濃い系の音です。
ES60が綺麗に音を並べて音の余白も含めて聴かせてくれるのに対し、
8BAは音を全体域で隙間無く濃厚かつ滑らかに聴かせてくれます。
(ES60は自然な出音であっさりしつつも暖かみがあるのが長所の為、キャラ分けが出来てますね。)
分離感はかなり高いです。繋がりは比較的滑らかでありながら、ワイドレンジな音を聴かせてくれるので
打ち込み系からアコースティックまで広いジャンルを気持ちよく聴かせてくれます。
中高域の抜けも良く、サ行の刺さりもギリギリの所で抑えられたチューニング、 リスニング系の音ですがどの帯域、楽器に集中しても欲しい音を聴かせてくれるため、 一聴でドンシャリとは判断しにくい絶妙なバランスですね。

デザインが気に入らないなら、リモールドすべき
やはりカスタム化の恩恵はかなり大きいですね。
自分の耳にぴったり合う、耳全体で遮音するので、イヤーピース等による音の減衰の影響をほぼ受けず、
ベストなサウンドを常に聴く事が出来ます。雑音が殆ど入らず音への没入感が段違いです。
インプレッションの採取は割り箸を横に口に挟んだ状態で行いましたが、左右共にカナル部の長さもぴったり、
絶妙なフィット感で何時間でも装着出来ますね。天下のソフトシリコンのES60にも負けてません。
G4さんのイヤホンは音は保証できるのですが、いかんせんデザインが煌びやか過ぎて自分には余り…
クリアシェルで中身見放題にして、自然なウッドフェイスプレートにしたのでかなり満足できる外観に。
私同様に音は良いんだけど見た目が…で使用頻度が減ってきているって方は
思い切ってリモールドにトライしてみては?
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