【開封】Massdrop Plus Universal IEMs が届きました。
- No.44
- 2018年2月9日
- 読了時間: 4分
どうも、No.44です。
皆さんは Massdrop 、使ってますか?
簡単に説明すると、グループバイ形式のコマースサイトで、各ジャンルに別けられたコミュニティの中で自分を含めたメンバーの方々で買いたい商品を決める投票を行い、運営がベンダーに決まった商品を特別価格で買えるように交渉してくれる様なサイトです。
日本はどのコミュニティの所属割合が多いんでしょうかね…多分オーディオ(AUDIOPHILE)とガジェット(TECH)が圧倒的な気がします。他のコミュニティも中々面白いドロップが多いので一見の価値ありますよ!
話は戻って、Massdrop では時々メーカーとコラボした商品を購入する事が出来ます。
今まで出てきたオーディオ関連で話題になったものだと、
Massdrop x AKG K7XX Audiophile Headphones ( AKG とのコラボ)
Massdrop x Noble X Universal IEMs ( Noble とのコラボ)
Massdrop x Fostex TH-X00 Ebony Headphones ( Fostex とのコラボ)
などなど…他にも多くの知名度あるメーカーとのコラボ商品が発表され話題になっています。
上のタイトルから分かる通り、元となった製品があり、商品名もそれをもじったと言うかXX(チョメチョメ)した感じですが何より元の製品よりかなり安価に購入できるというメリットがあり、音もチューニングの違いはあれどかなり近く仕上がっている(むしろコラボの方が好きと言う方も)と言う事でかなり人気があるのです。
と言う訳で、Massdrop の名を冠した商品といえば何かしらメーカーとコラボした限定品というイメージがあったのですが、昨年10月 Massdrop の名を冠した完全オリジナルイヤホンが発表されました。

はい、今までの記事にも度々名前が出てきたこのイヤホン、2月に入り遂に私の元に到着しました。
価格は送料も含めておよそ$304。日本円で33,000円位でした。
ドロップ締切時点で購入者が3桁も行っていない状態、むしろ30人位だった覚えがあるのですがそう考えると中々のレアものを入手出来た気がします。
帰宅した際にポストに不在票が入っていたのですが、海外発送との記載があったのでもしかしたら…!
と思っていたのですがドンピシャでしたね。
それでは開封の方行っていきましょう。

到着したパッケージは非常に小振りで、中には Westone のイヤホンケースで良く見るタイプの小さいペリカンケースと取扱い説明書が。

中を開けてみるとウレタンフォーム/シリコン(シングル)/シリコン(ダブルフランジ)の3種類3サイズのイヤーピース、イヤホンのクリーニングツール、シルバーの2pinケーブルとケーブルバンド、そしてイヤホン本体がぎゅぎゅっと詰められていました。

手持ちの CIEM と形状を比較してみましたが、かなり小さいです。で横から見るとハウジングの厚みが薄く抑えられている事が分かります。
フィット感は非常に良く遮音性も抜群。CIEMに結構近いレベルで外音を遮断してくれます。小振りなハウジングを活かして耳への接触面にぴったりとフィットし、殆ど耳からはみ出しません。

コネクタは 2pin でかつ埋め込まれているタイプとなっており、くの字型のコネクタ形状の3.5mmストレートプラグのケーブルが付属しています。
ケーブルは絡まり難いですが、弾力があり取り回しはちょっと劣る印象です。耳掛け部分が形状固定用の被膜のみで針金が入っていない事、ケーブルスライダーが付いている事は高ポイントです。

リケーブルする際は埋め込みコネクタ対応の2pinケーブルでないと上手くリケーブル出来ないかと思います。
ちなみに左の写真の 64audio のイヤホンの標準ケーブルは装着する事が出来ました。これ位のサイズと余裕があれば対応できます。
Massdrop Plus Universal IEMs はsonion製 BAドライバー を3基搭載した3BA 2wayイヤホンとなっています。
とりあえず、いつもの試聴環境(Earstudio直)で一聴してみましたが、フラットかつ自然な中高域にサブロー成分が多めの低域が両立したクリアーなサウンドが印象的です。解像感も悪くありません。音場感は普通か少し狭めですね。因みに イヤーピース は 芯部分の素材が厚みがありつつ柔らかくて装着しやすい Final のEタイプを使っています。
このイヤホンの開発側が参考にしていたのが、「UERM」と「ER4SR」の2機と言う事。
どちらもクリアーかつフラットなモニターサウンドが売りですが、このイヤホン達の様なリファレンスモニターを作成する事を目標にプロジェクトが開始、そして低域の物足りなさを補う為にサブローにあたる帯域の量感を増す様にチューニングが行われたと言う事みたいですね。
以上、簡単な紹介になります。細かいレビューについてはもう少し聴き込んでから後日記載しますね!
Massdrop初のオリジナルイヤホンでありながら非常に完成度の高い音で、価格を考えても十分満足できるクオリティだと思います。現在は販売を受け付けていませんが、再販のリクエストを送る事は可能です。
他のコラボ販売同様に再販されると思いますので興味のある方は是非チェックを!
ブログランキングやってます。いつの日か世界を救うと信じて。
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