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新機構採用のBAイヤホンが KICKSTARTER に登場

  • No.44
  • 2018年4月10日
  • 読了時間: 5分

どうも、No.44です。

関係ありませんが私とうとう大型自動二輪免許を取得しました ٩(๑•̀ω•́๑)۶

普通自動二輪は昨年9月に取得したのですが、私が通っていた教習所が卒業後半年以内に大型自動二輪に申し込むと値段が半額になると言う事で折角なら大型まで行ってみようかと思いそのまま再入校して取得に至った訳です。

連続で受けたメリットとしては「コースが頭に入っている」「教官も分かっているので内容がポンポンと進む」ことですね。

大型車の癖が分かれば後は卒業まで一直線でした。

と言う訳でこれから乗るバイクに制限を掛けなくて良くなった現在、欲しいバイクが出てきてしまいました。

KTM RC390ですね。前面のカウル・ヘッドライトの形状、テールに向かって伸びる魅力的なオレンジのトラスフレーム、他にも色々とありますが自分の好みにビビッと来てしまいました。分類的には373ccで中型ですが、個人的には普段使いやプチツーリングにはこれ位が丁度良いと思っています。

見て下さいこの形状!セクシー、エロい!…失礼しました。(バイクと同衾する人々の気持ちが分かる気もします)

近く県内のディーラーで試乗させて貰う事にします。楽しみ。

とまぁこういう訳で400文字以上無駄に楽しく書いてしまったので、そろそろ本題に入っていきたいと思います。

 

記事タイトルにもある通り、2018年4月4日、KICKSTARTERにて新機構「GOVNOR」を採用した3Dプリンタシェルの BAインイヤーモニターが登場しました。それがこちら。

こちらは HW Audio で展開されるモデルとなっており、HW Audio自体2010年から英国で活動しているブランドみたいですね。

まずビルドクオリティやデザインの方を見てみますが、カスタムは特に変わった所は無いものの、ユニバーサルの形状・見た目・雰囲気…色々と 某4 Audio に似ているような?ハウジングの形もそうですが、外から見ると新機構の位置や形状が色々とそっくりですね。

上の画像のハウジング正面に位置する丸型のモジュール、これが新機構の「GOVNOR」(ガバナ)というものです。ガバナとは日本だと整圧器とも呼ばれ、凄く大まかに説明すると、ダイヤフラムやバネ等を組み合わせて流体の速度・圧力を一定に保つ機構ですね。機構自体はかなり原始的で古くから存在する技術ですが、これをそのままイヤホンに採用するのは初めてかと思います。(違ったらすみません)

64Audio の ADEL や APEX 機構と見た目が似ていますが、あちらも造りは違えど考えとしては近い物です。どちらもイヤホンと鼓膜の間の密閉された空間で掛かる空気圧を逃がして鼓膜への負担を減らすという事を目的に造られています。これによって鼓膜がイヤホン等何も付けていない時と同様に自然に振動する様になり、音の閉塞感や解像度などが改善されるみたいですね。

ユニバーサルではハウジングに GOVNOR が設置されますが、カスタムではシェル内に設置されるみたいです。

 

続いて簡単な公表スペックをば。(写真はユニバーサルのフラグシップ6ドライバモデルです)

まずハウジングは3Dプリンターで出力されたものを使用。

ケーブルについては、0.64mm径の2pinコネクタとなっており一般的な0.75mm採用のケーブルとは互換性が無いです。頑張れば入りそうですが無理に拡張してゆるゆるな羽目になるので注意が必要ですね。

ステムは段差・引っ掛かりの無いタイプで標準でコンプライのフォームイヤーピースが装備されるとの事です。

6ドライバモデルでは4ボア付いており、高中低の3WAYで分岐しているとの記載がある為、その内の1ボアはGOVNORに繋がっているかと思います。

で、GOVNORの説明がありますのでGoogle翻訳をちょっと手直ししたものを。

”圧力解放バルブ(GOVNOR)は、あなたの耳がより自然に振動するように、余剰な空気圧を解放することによって閉塞効果に対抗します。”

この機構は主に耳孔の密閉空間の圧力を外へ向けて逃がすことで対策を行っているみたいですね。

ドライバ構成については次に出て来る画像で簡単に説明します。

 

そしてやはり気になるのは価格。さて、先行入手ではどれ位リーズナブルに買う事が出来るのでしょうか。

下位モデルから価格を順に見ていきましょう。(ユーロを円換算して切り上げたものを記載しています。あくまでも目安となります。)

因みに全モデル3WAYクロスオーバーネットワークを搭載しています。

3ドライバーモデルは

  • ユニバーサル:約53000円⇒40000円(-13000円)

  • カスタム:約77000円⇒58000円(-19000円)

4ドライバーモデルは

  • ユニバーサル:約60000円⇒45000円(-15000円)

  • カスタム:約90000円⇒68000円(-22000円)

6ドライバーモデルは

  • ユニバーサル:約79000円⇒60000円(-19000円)

  • カスタム:約119000円⇒89000円(-30000円)

値引き率は上位モデルでかつカスタムであるほど良くなりますね。

最近の高価格化する高級イヤホン界隈で6ドライバーのカスタムで10万円を切るのは中々お得感ありますね。

加えて圧力を逃す GOVNOR 機構搭載と考えると尚更ですね。

 

ここ数年で様々なメーカーがイヤホン市場に出てきましたね。

自分が未だに良く知らないIEMメーカーも海外市場にとても多く存在しますしまだまだ底が深そうなのがこの業界ということなんですかね。

日本でもイヤホンに限らずケーブルやアンプなど自作される方が多い印象です。作り方もネットを探せば初心者向けのマニュアルが出回っていますし、ちょっとした電子工作知識と手先の器用さがあれば、誰でもすぐに自作出来るのはイヤホンを含むポータブルオーディオの良いところですね。 こういった良い意味での敷居の低さが新規メーカーが参入しやすい状況を作っている様な気がします。

こういった面白そうな機構を搭載しているイヤホンに目が無いのですが、今は車の調子が悪くなったり出費がかさんだりでお財布が寒い事情…。

気の緩みで購入を決めてしまいそうで非常に怖いです…笑。

ともかくちょっと興味が沸いた方は一度覗いてみては如何でしょうか?

(KICKSTARTERプロジェクトページ) The GOVNOR - 3D Printed Custom & Universal Earphones.

 

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