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  • No.44

【レポート】春のヘッドフォン祭2018 雑まとめ(有線イヤホン編)


どうも、No.44です。

先日の記事で言った通り、28日の春のヘッドフォン祭の方へ行ってきました。

とりあえず気になっているイヤホン類は全部聴く!」と決めて、ターゲットを絞って試聴してきました。

まぁ、実際に行くと好奇心に負けちゃってついつい他のイヤホンの試聴もやっちゃうんですけれどもね…(・・;

今回の試聴環境は有線には Earstudio ES100 、ワイヤレス系には Xperia Z5C を使用しております。

様々なブースで Earstudio に興味を持って頂いて色々と面白いお話ができ、とても楽しかったです。

Massdrop Tシャツを装備したのも結構効果的でした。(DEKONI Audio の方に突然話しかけられて、Massdropの代表さん来てるよって言われてびっくりしたのは良い思い出です)

もしかしたら結構な方が自分を見かけられたかも知れませんね。

ワイヤレス系についてはヘッドフォン祭もポタフェスと変わらず多数のBluetooth電波が飛んでおり、試聴するだけで接続性のテストも行えるある意味便利な環境なのです。ここで音切れが多いと普段使いがちょっと厳しいかもしれません。

 

◆INAIR M360

まず最初に GREENFUNDING ブースへ向かって INAIR の試聴を行いました。

一聴しての印象としては、音に強調感が無くフラット、かつ閉塞感が無いと感じました。低音については音の量感というよりも、沈み込みを感じられる帯域よりも下から慣らされている様な空気感がありますね。解像感もしっかりと感じられます。確かにこれならイヤースピーカーというのも納得出来ますね。

装着感については、ふわっとしたスポンジ状のイヤーピースが耳穴を塞ぐ形で耳当たりが軽いです。装着時の飛び出しは自分の耳だと殆ど見えなくなる位奥まで押し込む事が出来ました。自分の小指の第一関節に収まる位小さいです!

ケーブルは布被膜で手触り・質感も中々。

個人的には、無線verに出資していたのでそちらの試聴を行いたかったのですが、祭の時点でモックのみと言った具合。

今後試聴出来る機会を設けるとブースの方が仰っておりました。

プロジェクトは記事投稿時でまだ1ヶ月以上残っているので、興味がある方は出資してみては?

 

◆FITEAR 224TDW

こちらは FitEarブース。クリアファイルを貰いに何となく寄りました。

Twitterで以下の様な説明があったので、どんな具合か試聴してみました。※写真撮るのを忘れてました…なのでTwitterの写真で代用…

一聴しての感想は、ボーカルが比較的近めで瑞々しさが感じられる点、音の広がりというか繋がりが自然で非常に滑らかな音に感じました。

スネアの高音成分が刺さる印象

 

◆SENNHEISER IE80s / IE800 / IE800s

SENNHEISER ブースでは主力のイヤホン3機種を連続で試聴しました。

まず、 IE80s から。以前 IE80 は聴いていたので傾向は何となく予想していましたが、全体的に暖かみのある音作りは共通しており、やはり低音の響きや量感はダイナミック好きには堪らないものかと。ですが 80s は中域・高域の量感が増しておりボーカルもより前に出て来る様になってバランスが良くなったように感じました。低音の調整機能は健在なので、これは様々な層が好みに合わせる事ができ聴き易いのではないかと思いました。

続いて IE800 を聴きましたが、暖かみがありつつもゴリッと芯のある低音と抜けの良い中高音が気持ちいいイヤホンでした。(これこんなに音良かったっけ…?)中高域もすっきりしつつ滑らかで音場も広く、自然に感じられます。確かにこれなら特定のファンが存在するのも納得。

最後に IE800s 。こちらは 800 と比べて低域の明瞭度が上がり、よりスッキリとした清涼感の感じられる音でした。ここは好みとお財布に相談して選択する形になりそう。

 

◆Rhapsodio Infinity

FAudioの22BAが最初は気になっていましたが、ミックスウェーブブースはほぼ常に人が座っている状態。何だか待つ気にならなかったので、Rhapsodioブースに向かって現行販売されているイヤホンで最も多いBA搭載数である Infinity を試聴しました。

先に価格を知っている状態なので、多少バイアスが掛かっているかもしれないですが、聴いて最初に思い浮かんだ言葉が「濃!音が揃ってる!」と言う言葉。何と言いますか音の粒が細かすぎて逆に滑らかかつ繋がりが良く聴こえました(?)。自分でも良く分からないけど凄い音だってことは分かりました。低音好きとしての一意見として、量感があるというよりも濃さ・深みがある様な非常に上質な低音でした。余りこういう表現は使いたくないですが、ちょっとお高いスピーカーで聴く様な低音だと感じました。(音場は含みません)

ちょっと気になったのでブースの方に「これ、売れてるんですか?」と聞いてみましたが結構なペースで売れているみたいです。普段から10万・20万以上のクラスを売買しているユーザーさんが手を伸ばすパターンが多いみたいですね。

後は脇にあった、会場発表モデルの Zombie (型番忘れました、ごめんなさい!)という8BA+1DDのハイブリッドモデルも試聴させて貰いました。こちらはInfinity から、より低域の押し出し・量感と広がりを強めた印象でした。クラブやメタルなど低域がキモなジャンルにバシッとはまりそうです。価格がどうなるかですね。

そういえば「濃厚だけどしつこくない」って何だかラーメンみたいですね。

イヤホン批評ってラーメン批評に似てる…!レビューの語彙力(ポエム力)を鍛える名目でラーメンカタログを買うのもアリなのか…!?

 

◆IMR Acoustics R1

実は少し前に Massdrop で見かけていたのですが、開閉ポートがニコニコマークみたいで可愛いイヤホンですよね。価格を見て高ッ!ってなったのはご愛嬌です。Massdrop って大体手を出しやすい価格じゃないですかぁ…。ともかく目に入ったので試聴してみました。構成としては !3mmベリリウムドライバーとセラミックドライバーを採用したちょっと特殊な構成。(実質2DD的な?)

音は全体的にフラットで繊細かつ滑らかな音ですね。開閉ポートを閉める事で低域の量感が微妙に増す様に感じました。後はノズル部分に交換可能なフィルターが付いているので多分こっちがメインで音傾向を変える具合になっているかと。

 

INAIR とどう違うか聴き比べてみました。確かに音空間が広めで耳左右の斜め下に広がっていく様な鳴り方ですが、 INAIR 並の開放感には一歩及ばずな印象です。音はフラットで自然に伸びる高域が特徴的だと感じました。個人的には期待感が大きかった分「あ、こんな感じなのか」とちょっと拍子抜けしてしまいました。

 

以上、試聴した有線イヤホンたちの感想でしたー。

今回は友人と2人でのんびり回りましたが雑談しながら試聴するのが中々に楽しくて思っていたより数を回る事が出来なかったのは誤算でした。

 

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