【レビュー】Bragi The Dash
- No.44
- 2016年9月17日
- 読了時間: 3分

どうも。No.44です。
前回から引き続き、Bragi社のThe Dashをレビューしていこうと思います。
使用感や基本操作はレビュー先駆者の方々が粗方紹介してくれている為、
今回は音質方面のレビューをしていきたいと思います。
そういえばこのイヤホン、Earinと同じくバランスドアーマチュア(以下BA)ドライバなんですね。
海外ソースではKnowles製ドライバとの話も。(現に廉価版であり9月に同社から発表されたThe Headphoneでは
堂々とKnowles製と明言 )
【バランスド・アーマチュア型】(BA型) 補聴器のユニットをオーディオ向けに改良したバランスド・アーマチュア型(BA型)ドライバ。ダイアフラム(振動板)を小さなピンで振動させる構造で、音を創りだします。 ダイナミック型に比べ、より高い出力が得られ、価格が2~3万円を超えるハイクラスのイヤホンの殆どがバランスド・アーマチュア型のドライバを搭載。 ドライバが小型なので、ハイクラスのなかにはデュアルドライバ(片耳にスピーカーが2機)搭載のイヤホンや、 トリプルドライバ(片耳にスピーカーが3機)搭載のイヤホン、中にはドライバが8機(両耳合わせてスピーカーが16機!)搭載の怪物イヤホンも・・・ 省電力・軽量設計で、中~高域の再現力が高く、振動レスポンスが精細なので、より細かい原音忠実な再生が可能。
(eイヤホン様より引用) 他の駆動方式についても記載されています。
確かにこんなにセンサーやら基盤やらバッテリー、ストレージ等詰め込んでますもんね。省スペースかつ省電力であるBAドライバになるのは合理的です。
では、説明もこれ位にしておいて肝心の音傾向についてレビューします。環境は確実性をとって、内蔵の4GBストレージより再生してます。
【低音域】
制動の効いた、聴きやすい低音が出ていますね。BAとして考えると結構出ている方だと思います。ダイナミック型の様な音圧や深い低音は出ていないです。低音フリークな方には微妙な点かも。
【中音域】
ちょっと集中して聴くと、ボーカルと楽器類の自然さが感じられますね。聴いていて変に強調している所も無く、包み込まれる様な素直な音です。
【高音域】
多ドライバによくある突き抜ける様な高音ではありません。こちらも中音域の様に自然に出ていますね。他の同価格帯のイヤホンと比べるとやはり15kHz以降の高域は頭打ち感がありますね。
【総評・その他】
全体的にバランスの良い音となってますね。最初の感想としても「あれ、思ってたより悪くないぞ」といった感じでしたので。
BA1基のイヤホンとしても、価格はともあれ良い勝負している気がします。どんなジャンルもそこそこにこなす優等生タイプですかね。
OSのバージョンアップで音量も取りやすくなり、今後もアップデートにて音質に調整が入る事が考えられます。その点もグッドです。

何Bluetoothイヤホンごときに音質語ってるんだとなりそうですが、まぁあくまでも参考にということで。
最近は無線かつ高音質を意識したイヤホンも続々と登場してきているみたいですし、
特に最近Kickstarterにて気になって、出資してしまったイヤホンがこちら↓
Mymanu CLIKと言うイヤホンみたいですね。
何と完全ワイヤレスで低中高に1基ずつBAドライバ3基搭載しちゃってます。AptX対応。
それで$155と来ればこりゃたまらんと言うことで思わず出資。
更にはマイクや同時翻訳機能も搭載だとか。
このプロジェクトは今月末の9月30日までみたいですね。
気になる方はお早めにどうぞ。
いやはや、今後の高音質&完全無線はどうなっていくのか…
それではこの辺りでσ(´Д`●)
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