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  • No.44

【レビュー】Anker Zolo Liberty+

更新日:2020年4月8日


どうも。

今回はAnkerがKickStarterにて出資を募っていた、完全ワイヤレスイヤホンの Zolo Liberty + が遂に到着したので、色々とレビューしようと思います。

細かなスペックや類似機種との比較等はkickstarterのサイトで見た方が分かり易いですね…(0 0 ;

※動画左上の「K」マークをクリックする事でkickstarterの該当サイトへ飛びます。

出資価格は$99。販売価格が$149と言う事で約1/3お安く入手する事が出来ました。

AnkerDirectはAmazonに発送を委託しているという事で、例のAmazon段ボール箱で届きました。

 

箱を開けると動画にも登場するお姉さんが迎えてくれます。中々スタイリッシュな梱包となってますね。

ちなみにカラーはロゴがシャンペンゴールドのストレッチゴール($2,000,000)専用の限定カラーとなってます。

現物はロゴのみゴールドで写真の様にカーボンテクスチャが使われて無かったのでちょっと残念。

しかし、充電ケースの外見は金属製となっており、中々高級感が感じられますね。

ひんやりしててサラリとしており、触り心地良いです。

付属品は写真の通りで、予め装着されているものも含めてイヤーピースが3サイズ、

グリップフィットジャケットが4サイズ付属しており、それぞれが独立して取り外しできるので、

12通りの組合せで自分に合ったサイズに調整可能です。

後は、充電用microUSBケーブルx1と保証書・取説等と言ったところです。

パッケージデザインも含めて黄色をベースカラーにデザインがなされているみたいですね。

 

【接続について】

既存のBluetooth接続と比べ

 ・2倍のデータ転送速度

 ・より大きな接続範囲

 ・データ転送容量が800%増加

というBluetooth ver5.0を採用。

実際、遮蔽物の無い外で運用してみましたが、XperiaZ5Cとの接続で前後ズボンポケット運用でも

音楽のドロップ(音飛び)は電波干渉の大きい交差点や駅近郊以外は、ほぼ無しとかなり快適に使用出来ました。

BragiのThe Dashだとズボンポケット運用は自分の環境ではまず音飛びが酷くてまともに聴けたものではないので

これは非常に有難いですね。EratoのApollo7もバッファ容量を多く取る事でかなり途切れにくくなっている部類ですが、それ以上に安定性が有る様に感じました。

The Dash Proだと接続安定性がかなり改善されているとの事でその内買いたいなぁと錯誤中です…

また、一度ペアリングを行えば、以降はケースから取り出すだけで直前にペアリングした機器と自動的にペアリングを行ってくれます。使わない時はそのままケースに戻せば良いだけでかなりシンプルな操作感になってます。要所要所でAirpodsの利便性を意識している様に感じられます。

個人的にはこれでApt-X対応だったらもうちょっと嬉しいかな。(※本機はAAC/SBCのみ対応)

ですが、後述する音質について完全ワイヤレスイヤホンのレベルでは特に不満はありませんでした。

 

【音質について】

全体的な傾向としては、ふくよかな低域歯切れ良い中域比較的自然に抜けてくれる高域といった具合で

ピラミッド寄りかつウォーミーな音のバランスとなっています。

低音は量感、弾力があり、音に躍動感があります。

クラップ音やスネアの音が軽快で、ボーカルも比較的前で主張してくれるため、籠り感はそこまで感じません。

高域は煌びやかさを感じる程スカッと抜ける感じではないですが、必要分を自然に出力してくれるので

レンジ感も悪くないですね。

Erato Apollo7と傾向を聴き比べると、Liberty+は低域の量感・膨らみが多く、ボーカルが少し近くなった様に感じます。解像感は一歩及ばすと言った具合ですね。そこは流石Apollo7。

また、手持ちのBeFree8ではホワイトノイズが結構気になるレベルで存在していましたが、こちらは静か目の曲でも殆ど気にならないレベルで、静かな環境での音楽視聴にも堪えられる様になっていました。

【対応アプリ】

このイヤホンはZolo Lifeというアプリで、ボイスアシスタント(Google Assistant、Siri等)の選択

プリセットEQで音質傾向の調整、トランスペアレンシーの切り替え、イヤホンバッテリー残量・状態等を

確認する事が出来ます。EQで大きく音が変わった様には感じないですね。

ん?何となく変わったかなと言ったレベルでした。カスタムイコライザの導入が待ち遠しいです。

アプリ内にてFirmwareの記載があるという事は、

今後アップデートが行われる可能性も十分にありますね。

 

【その他使用感など】

現状手元にある、完全ワイヤレスイヤホンとサイズを比較してみました!

左から、Apollo7・Liberty+・The Dash・BeFree8の順で並んでます。

イヤホン本体のサイズは左程変わりませんが、厚みが結構違いますね、フランケンという程ではありませんが装着後もLiberty+は結構存在感があります。飛び出す事である意味Bluetooth干渉がされないのではないかと邪推してみたり。

充電ケースのサイズはDash未満Apollo以上といった位ですね。

The Dashにもある外音取り込み機能(トランスペアレンシー)が搭載されており、イヤホンを付けたままで

会話など意思疎通を図れるようになっています。ここにもDashとの違いがありました。

Liberty+は特に人の声など中域の音にフォーカスされる様になっており、より人の声を聴き取り易い仕様に

なっています。ラジオとかの波形をイメージして貰うと分かり易いかも?

【トランスペアレンシー特徴比較】

The Dash:広い帯域の外音を取り込める、明瞭度も高め、風切り音を抑えてくれる

Liberty+:中域にフォーカスされ人の声が聴き易い、明瞭度は低め(一昔前の電話レベル)、風切り音が気になる

この様に感じました。風の強い日に使用すると風切り音が大きく、取り込み音のリミッターが働くのか

ドロップとは別に音がプツプツと途切れちゃいました。一長一短ですね。

 

【感想】

今の完全ワイヤレスイヤホンの相場は徐々に落ち着いてきていますね。メイン価格帯が1~3万円に収まるように

なってきてから、低価格ながら音も悪くない商品が増えた印象です。

その中でもZolo Liberty+は、価格を抑えつつも 大容量充電ケース・トランスペアレンシー機能・接続安定性・専用アプリでのカスタマイズ機能、そして音質も良い部類であり、個人的に私が完全ワイヤレスイヤホンに求める条件が、過不足なく詰まっています。

何というか、音質全振り!他の機能切り捨て!とかではなく、尖り過ぎてなくて丁度良いといった印象です。

こういったバランスの取れた商品が出て来るのは、この界隈が徐々に成長してきている様に感じられて

今後にもっと期待感が高まってきますね!

The Dash ProはStarkeyモデルと呼ばれる、カスタムIEM仕様の完全ワイヤレスイヤホンも出してきており、

今後、高音質も備えた完全ワイヤレスCIEMが日本で買える様になる日もそう遠くないかも!

 

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