top of page
  • No.44

【レビュー】グラフェンドライバー搭載の完全ワイヤレスイヤホン Alien(エイリアン)


どうも。No.44です。

またまたまた人柱として出資していたTWSイヤホンが到着しちゃいました。

日本語での仕様説明などは Rakunew に乗っていました。⇒ Alien|グラフェンドライバー搭載トゥルーワイヤレスイヤホン「エイリアン」

と言う訳で中々独特な形状をしている「エイリアン」について、地球人視点からレビューしていきたいと思います。

出資価格は Indiegogo にて約$89となります。

ここ2~3年で低価格から高価格までかなり幅広い価格帯のTWSイヤホンが登場してきましたが、

この Alien はいわゆる中価格帯に分類されるかと思います。

内容は、イヤホン本体・充電ケース・microUSBケーブル・イヤーピース(3サイズ)・取説・

左右のイヤホンの落下防止用のリーシュとなっていました。

 

【仕様について】

プロジェクト紹介欄で比較されているイヤホン類を見てみると、 Airpods , Crazybaby Air , Eliesport結構スポーツ寄りな印象。

価格欄をより強調しているので、

とにかく安価で(価格が)上位クラスのTWSイヤホンに負けてないよ!

と言う事を推したいんじゃないかと思います。

バッテリー持ちも4.5時間との記載があるので、実働時間は大体3時間弱位と見積もると良いかと。

まぁここは標準的ですね。

後はケースのバッテリーが1日以上持つのは良いですね。

仕様ついての細かい記載は以下の通り。

◆イヤホン

 サイズ:20.5 x 19.7 x 26.3 cm  再生時間:4.5時間、チャージングポッド併用時30時間  バッテリー:小型リチウムバッテリー  バッテリー容量:60mAh  Bluetoothチップ:Airoha 4.2  Bluetooth範囲:10~15m(最大49フィート)  重量:7 g  Bluetooth周波数:2.4GHz-2.4835GHz

◆充電ケース

 バッテリー:小型リチウムバッテリー  充電ケースバッテリー容量:400mAh  サイズ:80 x 69.5 x 33 mm  重量:77g  充電コネクタ:microUSB

こうして見る分には悪くない印象ですが、技術的に突出した点が無いのがちょっと残念ですね。

よくあるスポーツイヤホンというか、没個性化してしまっている様に感じます。

ですが、価格とスペックを含めた「コスパの高さ」的な物はありますね。

…これ一般販売$150の記載がありますが、その価格だと他のTWSイヤホンと競合してしまうのでは?

 

【使用感について】

基本的な操作は上記の様に、MFボタン一つで各種操作を行える様になっています。

3クリックは結構小刻みに押さないと反応してくれない事がありますね。(2クリック判定になる事も)

操作ボタンは、クリック感があり比較的軽い力で押す事が出来ます。

ですが、耳に入れた状態の操作だとベストポジションからズレてしまいますね。

TWSイヤホンの操作ボタンは、押し込みが必要なクリックタイプなら耳穴から垂直な位置

正面に付けるならタッチセンサーにした方が良いと思います。

その点 Apollo7 はボタンが垂直な位置にあるのでかなり配慮が行き届いている様に感じます。

ボタンについて非常に残念に感じたのが、造りが微妙な点です。

イヤホンをしたままちょっと頭を左右に振ってみたところ、カラカラと音がしました

「まさか内部部品の脱落か!?」と思ったのですが、ボタンの固定が甘く、揺れてしまっていたみたいです。

動作自体には問題ないため放置してますが、ふとした時に音がなると残念な気持ちになります。

イヤホン本体は、指紋の目立ちにくいサラリとしたマットな感触です。

ハウジング部分がちょっと大き目なため、耳の小さい人は飛び出してしまうかも知れないです。

フィット感は、プロジェクトで記載されている程は良い具合ではないですね。

大きなハウジングで耳穴周辺まで覆って外音を遮断する様な造りになっているため、

やはり耳全体のサイズが小さいとフィット感は厳しく感じます。

充電ケースについては、蓋以外のプラパーツをシリコンスリーブで覆った感じです。

イヤホンのステム部分を収納する所の余裕代が大き目にとられており、 SpinfitFinal のイヤーピースなど様々なイヤーピースを装着した状態でも余裕を持って収納する事が可能です。

(写真でも分かるようにステムの収納部分に切れ込みが入っています)

因みに自分は Spiral Dot のイヤーピースにしています。

後はアナウンスですね。女性の英語アナウンスで音量はうるさくない適正レベルでした。

 

【接続性】

TWSイヤホンの性能を判断する上で必要なのがやはり「接続性」。

いくら機能が多い音が良いといってもこれが駄目だとどうしようもありません。

かつての ONKYO のTWSイヤホンにも言える事ですよね。

だからこそ接続の安定している Airpods が地道にヒットしてきているのです…多分。

さて、話を戻しまして Alien の接続性についてですが、

とりあえず環境は Xperia Z5C で遮蔽物の殆どない外で接続性を試してみました。

結果としては、「割と良い」レベルでした。

走ったり、激しく接続元端末が動く状況で無ければ、ズボン前ポケット運用も十分にでき、

腰より上の位置、上着のポケットであればかなり安定して音楽を聴く事が出来ました。

 

【音質について】

肝心の音質について、 Alien はグラフェンドライバー採用と言う事で、現状グラフェンドライバーを搭載しているイヤホンは何か無いか調べてみました。

傾向的にはどちらも共通して「クリアな音質」という評価が多かったですね。

こちらのイヤホンはそれらとは異なり、中低域に量感を感じるウォーム系の音傾向ですね。

Crazybaby Air と比較してみましたが、低域の量感や沈み込みを抑えて少し広がりを持たせた印象です。

高域は少し粒立ちを弱めにしてますね。

何か全体的に Air よりもおとなしいと言うか、一枚ベールを噛ませた様な出音です。

中高域の繊細さも余り感じられず、クリア感とはちょっとかけ離れていると感じました。

ホワイトノイズは静かな環境で曲間やソロ辺りで耳を凝らすと何となく聞こえます。Befree8程ではないです。

というか今 Air を聴き直して「思ったより解像感あるなぁ」と改めて感じています。

ちょっと低域がしつこいだけで、しっかり中高域も出してくれてたんですね。

 

【感想とか】

外使いメインやランニングでの仕様であれば、Alienは価格的にもガシガシ使い倒せますし、

音に高望みしなければスペックでそこまで後悔はしないかと思います。(有線2~3千円の音質レベル)

良くも悪くもスポーツイヤホン、没個性と化してしまった1イヤホンですね。

あと、ふと Alien の情報について漁っていた時にこんなのを見つけてしまいました。

ん?これまんまやない?

商品説明の箱に ALIENS 入ってるんですけど。違いとしてはボタン部分にロゴが入っていない事だろうか。

もしやOEM品として、色々な所に流れてしまっているのかな…

とりあえず、ALIENのメーカーのCKCOMに連絡を取って現状返答待ちの状態です。

価格もパチモノ(?)は5000円位らしいし、これは…

まぁ、返答を待ちましょう。

ブログランキングやってます。もしちょっとでも参考になったら押してくれると喜びます。

0件のコメント

最新記事

すべて表示

【お知らせ】ブログ移転について

どうも。 タイトルの通り、去年3月頃よりブログをWixからはてなに変更してレビュー記事などを書いております。 今後の記事更新は新ブログの方で行っていきますのでお見知りおき頂ければ幸いです。

最新情報をメールでお届けします

メールアドレスを入力してください:

bottom of page