【レビュー】カプセル型ケースが可愛い完全ワイヤレスイヤホン Crazybaby Air nano
- No.44
- 2018年1月29日
- 読了時間: 6分
どうも、No.44です。
1月末はかなり冷えましたね。日陰の箇所とかは今も凍ってしまっている箇所が残っていて気付かす滑って転びかけてしまう事がありました。Twitterのタイムラインに転んで高級イヤホンを壊してしまったというツイートが流れてきて、凍結した路面はやはり怖いなぁと再認識させられました。
皆さんも心に余裕を持ってイヤホン通勤ライフを送る様にしましょう。
さて、今回もクラウドファンディングにて出資した、完全ワイヤレスイヤホンが到着しました。
低価格完全ワイヤレスイヤホンの先駆けとなった、 Crazybaby Air の後継機(大衆向け機)である、
こちらを先代Airと比較しつつレビューしていきたいと思います。
以前レビューした、「Crazybaby Air」の記事はこちらからどうぞ。

ちなみに出資価格は Indiegogo にて、$99でした。前機種の Air は$89なのでちょいと割高な印象。
【付属品・外観について】
今回は最初から10色とかなり多くのカラーが選択出来るようになっていました。
デザイン自体もフラットかつ余計な挿し色等も無く、とてもシンプルでお洒落な印象です。

実物はケースがツヤあり、イヤホン本体はツヤ消しのカラーリングとなっています。

パッケージは Apple社 をかなり意識した造りとなっていますね。付属品については以下の写真の通り、

・イヤホン本体x1ペア
・充電ケースx1
・取説とワランティカード
・イヤウィング2サイズ(M/L)
・イヤーチップ3サイズ(S/M/L)
・USB-タイプCケーブル
となっています。
【使用感について】
耳から多少なりともはみ出す様になりました。
ステム径は小さめですがハウジングが Apollo7 と違って徐々に太くなっていく形状ではないため、余り耳の奥に押し込めないので耳の小さい人にはちょっと厳しいかも。
円筒型の本体の外側が丸々操作ボタン(押し込み式)となっているため、付け外し時やふとした際に押してしまって曲が再生・停止されてしまう事がしばしば…。こういう時に Apollo7 のボタン上部配置の便利さを痛感します。
操作感自体は、クリック感がしっかりあり、力も左程必要ないので操作し易いです。
これ位の軽さなら、耳に入れた状態での操作でもポジションがずれ難くて丁度良い塩梅です。
基本的にクリック数で操作を切り替えるスタイルとなっています。

バッテリー持ちは公称3時間、実測およそ2時間でした。という事で Air と殆ど変わりませんね。(連続再生時間)
休日の外出だと小まめに充電する必要がありそうです。せめて実測で3時間位は欲しいですね。
イヤホン本体のLEDは操作ボタン部とハウジングの隙間に配置されており結構頻繁に点滅します。実測5~6秒感覚くらい。
正面からも見える配置なので、暗所だと少し目立ってしまうかも。
ケースについてですが、Air のケースと比較すると長さが2/3程度になり、径も一回り以上小さくなっており、かなりコンパクトな外観となりました。重量についても素材がアルミからプラスチックメインに変更されており、ケースのみの重量で Air が71gなのに対して、Air nano は35gとかなり軽量になっています。
ケースの開閉についてはマグネット式になり、パチッと開閉出来る様になっています。

イヤホンとの充電については接触部がマグネットで、貼り付くように収納出来ますが、端子がイヤホン側とケース側で平行にピッタリくっ付かないと反応しないのと、イヤホン自体が円筒形と言う事で転がりやすいのがちょっと残念ですね。
USB-Cコネクタがある面の反対側にLEDが内蔵されており、充電中は黄色、充電完了で緑色に点灯します。
【接続性】
耳に完全に収まるデザインから、多少飛び出す様になった事でアンテナ部分のクリアリングが確保されたお蔭か、接続性は Air と比較すると向上した印象を受けました。遮蔽物の無い外での運用でも、ズボンポケットでの運用も比較的ストレス無く使用する事が出来ました。左右で音切れが発生する事も今の所ありません。
腰より上の位置に接続機器があれば、左右を向いても音飛びは発生しませんでした。
まぁ Bluetooth ver5 と新アンテナの採用も影響しているかと思われます。
ですが、電波の飛び交う都市部や駅での使用だと多少厳しくなるかも知れません。
その場合は胸ポケット等、なるべくイヤホンと接続元が近付く様に調整しましょう。
【音質について】
前機種の Air は「中低域の押し出しが強めのウォーム系サウンド」と評しましたが、
Air nano は中高域の量感・明瞭度が増して、よりメリハリのある弱ドンシャリ系サウンドへ変貌していました。

【低域】
Air の押出しの強いゴリゴリ感ある低音の傾向を引継ぎつつ、
音に締まりが出て、少しエッジが立つ様になった印象です。
沈み込みも十分で、音圧・空気感が感じられるのでクラブ系など低域の主張が強めの曲だと聴き疲れするかも。
【中域】
低域に締まりが出た事でマスクされにくくなり、明瞭感も向上しています。
ボーカルに多少粗さは残るものの刺さりは無し、また極端に引っ込んではおらず中々悪くないです。
【高域】
量感が増して Air よりも前に出て来る様になりました。
煌めき感は余り無いですが、上まで自然に出るので頭打ち感は大分軽減されてきています。
音量調節幅については、余り改善されていない印象です。1目盛での音量増減幅が大きいですね。
特に音量を下げていくと極端に音量が下がるポイントがあり、自分の場合は部屋聴きで丁度良い塩梅で聴けないのがちょっと残念です。nanoはAirよりは低域がしつこくないのでまだ何とかなりますが…。
【専用アプリ】

今回も、公式アプリ(crazybaby)を使用してみました。同様にアプリ内のプレイヤーでの再生に限りEQ操作が可能です。ですが、私はAmazon musicで音楽を聴きたいんじゃ!
個人的に丁度良い塩梅で音楽を聴けるEQ設定がこんな感じ。正直中低域を落ち着かせるだけで結構良い具合になります。EQは削るものです。多分。
【感想とか】
前機種では散々バッシングを受けていた Air ですが、Air nano では音質・接続性など良い方向に改善された様に感じます。私の場合は発送遅延なども無く、出資が12月中旬と言う事で一月弱で到着しました。
出資額はAirよりも高いですが、正規価格はそれよりも抑えられて出るはずですので、今Air買う位ならnanoを待ってから買った方が良い気はします。
一部で、散々Airでやらかしてるのに後継機出すとは何事だ!的な意見を見た気がしますが、
私としては寧ろどんどん出していって欲しいですね。
そりゃメーカーとしては出資額を集めたいからでかでかとプロモーションする訳ですし、
クラウドファンディングなんてそんなもんで、メーカーが発言した通りの完成度・スケジュールで届くのなんて稀だといった位の認識で出資した方が精神的にも良いものです。
今回は人柱になるつもりで出資したので、結果として中々良いモノが届いて良かったかな。
今後届く予定のTWSイヤホンは Vie Fit と Eoz Air ですかね。他の競合製品とどう差別化を図っているのか楽しみです。
ブログランキングやってます。いつの日か世界を救うと信じて。
留言