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  • No.44

【レビュー】低価格中華TWSイヤホンもここまで来た Jacess D05


どうも、No.44です。

何に限らず大きな物を買う事を決めた後って、関連グッズとか色々漁ったりしませんか?

自分は前回の記事冒頭で出てきたバイクの見積もり交渉に入ったので、これからの夏シーズンに向けてメッシュジャケットやグローブ、サイドバッグ等何を買おうかとても迷って楽しい日々を過ごしています。

そんな具合でAmazonを始め色々なサイトで漁っていると、Amazonさんは狡いものでちょくちょく過去に検索した商品の関連とかを表示してくるのです。で、ポイントが貯まっている状態もありついつい安い中華TWSがちらつく訳で、「見せて貰おうか、中華のTWSの性能とやらを!」といった具合で購入を決めてしまったのでした。

で、届いたのがこちら。(商品ページに動画付きなのは中華系だと非常に珍しい!)

購入価格は3,799円とかなりリーズナブル。ランニングや雑使用に堪えられるものだったら良いなと思って余っていたポイントで購入しました。

型番的に商品名はD05(ディーゼロゴ)みたいですが、Amazonの中華ものの商品ってやけに商品名が長いのが多いですよね。無理矢理関連ワードをタイトルに突っ込んで表示されやすくする中華の手法なのかなと勘繰らせられます。

 

【付属品・外観について】

  • イヤホン本体

  • 充電ケース

  • 取説&保証書

  • 収納袋

  • 充電アダプター

  • S/M/Lイヤーピース

  • MicroUSBケーブル*3

充電アダプターが付属するのはかなり珍しいですね。しかも結構使い出のある2ポートタイプです。

また、MicroUSBケーブルは3本も付いており、中華物にしてはかなり豊富な付属品の豊富さです。失礼しました。

イヤーピースは耳栓ケースの様な可愛らしいケースに収まっていますね。加えてつるっとした質感で柔らかい収納袋が付いてきます。

イヤホン本体の外観については、耳の中に入るステムや内側のハウジングはちょっとプラスチッキーですが、

外側はマットな材質の黒でフラットな形状、シルバーのラインがそこまで安っぽさを感じさせませんね。

充電ケースもマットな質感となっており、比較的指紋が目立ち難いです。

とりあえず近くにあった The DashApollo7Air NANO と比較してみましたが、イヤホン本体が剥き出しなのはちょっと不安ですが、

ケース自体の厚みは結構薄いので鞄での納まりは良さそうな印象ですね。重量も97gと軽過ぎず重すぎずです。

 

【使用感について】

まずイヤホン本体について、

装着時の見た目については、ハウジング自体は小振りですがステム部分が長く、自分の耳ではハウジングの大部分がはみ出る具合に。

正面部分がフラットで余計な装飾も無いため外観上の圧迫感・異物感は少なそうです。

フィット感は、長くて細いステムが耳の中にしっかり入るので結構良いです。遮音性も高め

ステム先端には引っ掛かりがありますが、普通サイズなので他社イヤーピースも問題なく装着可能です。

また、1回スマホ等とペアリングした後にケースから本体を取り出すと自動でペアリングを行ってくれます。最近の某所のTWSユーザー界隈の意見を見る分に、ケース取り出し後の自動接続は結構重要なファクターを担っているみたいなのでポイントは高めですね。

ボタン操作は両側ペアリング状態でL側が親機でR側が子機となり、音楽関連の操作は主に親機、通話等は子機側に振り分けられるみたいです。

クリック感は浅目ですがしっかりあります。また力も必要なく操作し易い印象。

基本的な操作は「音楽の再生・停止・曲送り、通話の開始・終了、アシスタント機能呼び出し」と必要十分ですが少し物足りないですね。

曲戻し機能は欲しかったかなぁ。

気を付けて欲しいのが、子機側のイヤホンのクリック2回で直近の電話履歴に通話してしまう事です。

他のTWSイヤホンの癖でうっかり操作してしまいとても焦りました。

バッテリー持ちは公称3時間と一定水準は満たしていますね。

実際に使ってみたのですが、45%程度の音量で聴きましたが3時間半使ってもバッテリー切れず…

とりあえず公称値よりも出るみたいで意表を突かれた感じに。

続いてケースについて、

ケースのバッテリー容量が 2100mAh と結構大容量で6回分の充電が出来ると言う事で単純計算で合計21時間分使用出来るみたいです。

これだけ使えればまぁ十分でしょう。また、ケース自体の充電用microUSBポートの他にUSBポートがもう一つ設けられており、

モバイルバッテリーとしても活用出来ます。緊急時の延命手段としても中々有用な気がします。

イヤホンとの充電は接触部分が磁力で引っ付きます。

定番どころの他社イヤーピース(SpinfitSONYコンフォートFinal EタイプSpriral DOT 等)を試してみましたが、

どれもケース内での干渉は無く問題なく使用する事が出来ました

個人的な好みは Spiral DOT イヤーピースでした。一番音に窮屈感が無く、イヤーピースの茎の短さがステムの長さに合って装着感も向上

総合的なバランスの良さからこれが一番良い様に感じました。

 

【接続性】

丁度良くランニングに行くタイミングで使用してみました。

環境は Sony Xperia Z5 Compact ( Android OS 7.0 )との接続で、Xperia の位置がウエストポーチで腰前にある状態での運用です。

遮蔽物や反射物の無い外での運用ですが、ハウジング部分が多少飛び出すためか接続性はかなり良かったですね。ズボンポケットでの運用も頭を後ろに向けた際に切れ気味になった事以外は途切れなく、比較的ストレス無く使用する事が出来ました。

左右で音切れが発生する事も今の所ありません。IPX5レベル(汗・雨・シャワー等可)の防水機能も備えているので、

これならランニングでもガシガシ使っていけると感じました。

 

【音質について】

この価格なら音はお察しかな…今まで結構褒めてるところあるしそろそろ釣り合いとって、音質位は辛口で行こうかと思ってましたが、

普通に同価格帯の有線イヤホン位には音質頑張ってます。ラジオみたいなスカスカ音質だったり、あるいはブーミーだったり極端なバランスの音なのかと思いましたが、聴いてみるとウォーム系ながら比較的バランスの取れた音傾向でした。

因みにイヤーピースは Spiral DOT を使用しています。

※上の表は音の量感を表したグラフで、高いほど高音質と言う訳ではないのでご注意下さい。

【低域】

ダイナミックなだけあり、若干押出し強めの膨らみ(空気感)のある低音ですが、高域をマスクしてしまうレベルではなく

グルーヴ感が心地良いレベルに抑えられています。エッジ感というか解像感は余り感じられません。ここは価格なりですね。

【中域】

低域や高域に多少押されていますが、極端なドンシャリにならない必要分の量感は出ている印象です。

明瞭感や広がりはそこまでありませんが、ランニングや移動中などのライトな運用なら許容できるレベル。

【高域】

おとなし目で煌めき感は無いドライ寄りな音ですが、ハイハットの鳴らしや刻みはある程度聴き取れますね。

頭打ち感もうまい具合に誤魔化されていると思いますが、抜けは余り良くないので音にちょっと閉塞感を感じるかも。

 

【感想とか】

何というかここ!といった特徴は無いですが、良い意味でも悪い意味でもそつなく纏まった大人しい TWSイヤホン ですね…。

こういったタイプのイヤホンの音質を批評するのはとても難しいですね…。TWSでもかなり安いので簡単に人柱になれます。

機能もある程度割り切られた仕様ですが、価格を考えれば使用者も割り切って使ってしまえば良いのかと。

ふと充電中に気付きましたがこう見ると、ちょっと目を回しているみたいで中々可愛いですね。

意外とスポーツ用として愛着沸きそうです(笑

最後に言うのもアレですが、中華系は当たりハズレが多いのも実情なので、もし購入する際は返品交換の可能性も考慮すると良いかと思います。

 

ブログランキングやってます。いつの日か世界を救うと信じて。

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