【レポート】春のヘッドフォン祭2018 雑まとめ(ワイヤレス編)
- No.44
- 2018年4月30日
- 読了時間: 8分
どうも、No.44です。
声に出す時に何て呼べば良いか分からないとの意見があったので、ここで宣言しておきます。
No.44(のんよし)/Fm-Y(えふえむわい)です!Twitterの方も明記する様にしたので、今後イベントで見かけて話しかける際は「のんよし」又は「えふえむわい」で声掛けしてくれれば大丈夫です!
因みにFm-Yは作曲者名義としてずっと運用していたものです。No.44はオーディオやガジェット関連での名義として今後も使うつもりです。
呼び方はここまでにしておいて、本題の方に入っていきましょう。
前回の記事ではヘッドフォン祭で試聴した有線イヤホン達の感想をつらつらと書いていきましたが、
今回はTWSイヤホン達の感想を書いていきます。
TWSイヤホンで最初に回ったのがBragiブースで、 The Dash Pro を試聴させて貰いました。私自身過去記事で The Dash の紹介を行っているのでどう違うのか比べてみました。
一聴しての音傾向の違いとして、低域の量感が増えており、エッジ感も感じられる様になって徒歩やランニング中など低域がマスクされやすい環境でも音楽が聴きやすいと感じました。中高域は傾向は殆ど変わりませんが、全体的な解像感も1枚ベールを剥がした様に向上しています。これはドライバの見直しによるものの影響が大きいですね。しっかりと恩恵を感じられました。また、音楽再生中やトランスペアレンシー機能時のホワイトノイズも減少しており、細かいところのブラッシュアップも行われているかと思います。
駆動時間も3時間から5時間にアップ、接続性も向上しているので完全に The Dash の上位互換ですね。今使っている The Dash は大分使い込んできているので思い切って買い替えるのも良さそう…。
◆Sony Xperia Ear Duo / WF-SP700N
お次はソニーマーケティングブースにて、TWS界隈で最近ずっと話題に上がっている Xperia Ear Duo とその陰に坐している WF-SP700N を試聴してきました。
まずは、 Ear Duo ですが装着については耳たぶをしっかり掴める様にきつめに作られているので、慣れるまでは装着に少し手間を感じるかもしれません。しかしそれのお蔭かフィット感は上々でホールド力もあり、ランニング等の使用にも十分堪えられるものになっているかと思います。音については、ソニーらしい中高域の煌めきというか強調感は左程無く、比較的フラットで自然な鳴りだと感じました。解像感もあり、普段使いなら十分なレベルです。
音楽がしっかり聴けるのに周りの音も聞く事が出来るという不思議感覚を経験出来ました。本当に耳の脇にスピーカーが置かれている様な非常に面白いTWSイヤホンでした。これは確かに欲しくなってきます。
お次はその脇にあった WF-SP700N を試聴してみました。(これが耳からそら豆か…)と思いながら音を聴いてみると、こちらは中高域にソニーらしいメリハリ感や強調感があり、分かり易く解像感を感じられる音作りでした。低域にもエッジ感があり個人的にはかなり好みな音部類ですね。後はノイズキャンセルやアンビエント(外音取り込み機能)が搭載されており機能性も中々高い一品でした。耳からのはみ出しが気にならなければ検討しても良いTWSですね。

Optomaブースには元eイヤホンのPR担当のりょう太氏が…!説明も氏に行って頂いたのですが、説明が身振り手振りや経験を交えていて面白い!目の前でYoutubeでの配信を見せられている様な感覚になりました♪
まず事前の商品画像で気になっていたハウジングの厚みやフィット感についてですが、厚み自体は多少増えてはいるものの、縦横の幅・サイズ自体はとても小さくなり耳への納まりは良くなっている様に感じました。ボタン操作は正面全てとなりクリック感がありつつ軽いので操作がかなりし易くなったのもGoodです。音については深みある低域等傾向を引き継いでいますが、中高域については量感が増しており Be Free8 よりもバランスが良くなってきている様な印象です。前モデルからドライバーをグラフェン素材のものへ変更したのが音に良い方向で影響を与えたのではないかと思います。価格も11000円とかなりリーズナブルとなっており接続性が良かったら買いなのではないかと思います。
こちらはTWSイヤホンと補聴器機能が一体となったイヤホンで、私のガジェット心が弄られまくりで非常に気になっていたイヤホンですね。
機能についてはスマホ等の対応アプリと接続して使用するのがメインとなっており、特に驚いたのが自分が向いた方向の人の音に自動的にフォーカスしてくれる機能。自分用のプロファイルを設定して好きな環境で聴いたり、取り込み具合など細かいところまで調整出来たので試聴中ずっとワクワクしてました(笑)。
音については、シングルBAドライバを搭載しているのでフラット傾向で音に強調感が無くて聴きやすい印象でした。まぁBA自体元々補聴器用途でしたもんね。ですが気になったのが試聴用のサンプル品の接続性が微妙な事。頭をスマホから違う方向に向けるとブチブチと音が切れてしまいました。
こちらは今後のFWアップデートで改善されるとの事でした。今後の改善に期待ですね!
因みについ先日からGREEN FUNDING にてクラウドファンディングが開始されたみたいです。気になる方は覗いてみては?
(最近のmakuake等日本のクラウドファンディングサイトにもコンテンツやプロジェクトが面白い物が増えてきて非常に嬉しい限りです♪)
Twitterでフォローしている方にお会いできたブースである意味印象深いブースです。こういった形で交流できるのもイベントの良いところなのではないかと思います。
耳の外へはみ出す部分が大きいのでフィット感がどうか気になりましたが、実際に身に着けてみると奥まで押し込むタイプではなく浅目のフィット感ですが、装着後に本体をツイストする事で保持性が向上する造り(フラップフィット)となっているので意外と納まりは良くなっています。音については解像度が感じられ、ボーカルが近いのが印象的ですね。TWSの中でも分離感も高く、Finalらしい音作りがされているなぁという印象でした。
その通り、アコースティックやボーカルものに特に合うかと思います。ボタンについてはクリック感がありますが、押す力はちょっと強めに押す必要がありますね。やはり見た目がちょっとTWSらしくない様に思いますね…。ですがバッテリー持続時間(7時間)やシンプルな構成等は中々に魅力があるので、どこを重要視するかで変わってくるのではないかと思います。
◆Sabbat X12 Pro

七福神商事ブースでフェイスプレートが綺麗だったので気になって試聴したイヤホンです。
音については少し籠りを感じますが、ランニングや移動中の使用であれば許容範囲な印象。しかし接続性が今回試聴した中で一番残念でした。音楽を聴きながらでも5秒に一回は音が飛びました。フィット感は画像の通り Apple の Earpods と同じで浅い装着感で遮音性も微妙。自分は基本的に中立的な意見を書こうと意識しながら記事を書いているのですがこれは…うーん…中々難しいところです。

こちらはちょっと前にフォーラムでも紹介したイヤホンですね。現状もMakuakeにて先行予約受付中となっています。
今後予約するかどうかの判断材料にするのも兼ねて試聴してきました。まず接続性を謳っていたので試しに両手でイヤホンを覆ってみましたが全く切れないです。で、左右に振り向いても切れない…これは本物ですね…。ボタンのクリック感は軽めで操作しやすい印象です。音についてはボーカルに瑞々しさが感じられます。低域については量感と芯、押出しがありますがそこまでキツさがなく聴きやすいですね。高域については強調感無く自然に出ます。そして気になっていた装着時の飛び出しですが、イヤホン自体のサイズが小さい為、そこまで気になるレベルではありませんでした。
これは初めてちょっと良いTWSが欲しい方であれば、ステップアップとして十分検討できるイヤホンですね。音や接続性でがっかりする事は無いかと思います。

今回ヘッドフォン祭で最後に試聴させて頂いたイヤホンが Pioneer SE-C8TW でした。
ケースについてはこのサイズなので重たいのかと思いましたが、手に持つと軽いです。これはアルミ素材で高級感を出したりスライド機構を導入したり堅牢性を持たせたり何なりで最終的にこのサイズになってしまったとの事。スライド機構は Apollo7 があのサイズで実現出来ているので何とも言えません…。ケース取り外し後が手動接続なのは Apollo7 リスペクトなんですかね?
気を取り直してフィット感について、こちらはスポーツ用途を見越してか外れにくくなるように少しきつめです。
音については弱ドンシャリ傾向で解像感は並な印象です。ちょっと気になったのがボーカルの呼吸音等の際にジジジといったビビり音?があった点ですね。ビビり音は SOL REPUBLIC AMPS AIR にもあったのでこれは本当に OEM品的なものではないかと勘繰らされました。
そして接続時のアナウンス音が中華OEMイヤホンに有りがちなアナウンス…これは中々おざなりな出来なんじゃないかと。
以上、試聴したTWSイヤホン達の感想でしたー。
今回は次々とブースを回る中で写真を撮り忘れてしまう事もしばしばあり、読んで頂いた方には本当に申し訳なく思います…。
次回はもっとちゃんと参考になる写真を撮れるように頑張ります!
長々と感想を見て頂きありがとうございました!
今後のイベントにも休みが合えば積極的に参加しようと思いますので、お気軽に声掛けしてくれると嬉しいです!
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