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  • No.44

【レビュー】ソフトシェルで抜群のフィット感を実現 VIE FIT


どうも、No.44です。

Twitterの方を見て頂くと分かりますが、勤務中に失神を起こしてぶっ倒れてしまい自宅療養しておりました。

まぁ原因としては先日参加した オフロードトレーニング(オフトレ) で無茶が祟ったのと、不摂生とかみたいですね。

若さにかまけて身体に無茶させちゃうと、こう言った形である時突然牙をむかれる事になるので普段から正しい生活リズムや食生活に気を遣って健康を意識しなければなぁと思い知らされました…!皆様も明日は我が身…ではありませんが、ともかく気を付けましょうね。

(オフトレでは非常に面白い&良い経験が出来たので、近い内にレポ出来ればと思います)

さて、近況についてはこれ位にして本題の方に入っていきましょう。

今回もクラウドファンディング産 TWSイヤホン となります。

 

※動画左上の「K」マークをクリックする事でkickstarterの該当サイトへ飛びます。

こちらは、 Kickstarter にて出資したものになります。価格は$79+送料と結構リーズナブル。日本での実売だと1万後半辺りになりそうですね。

最近出て来るTWSイヤホンはこの辺りの価格相場のものが多いですよね。個人的には競争が生まれてより良い製品が出て来るきっかけになるかと思っているので今後もしのぎを削ってほしいものです。

ちなみに Makuake の方でもプロジェクトが出ていたので、結構な方がこのイヤホンの存在を知っているのではないでしょうか。

詳細なスペック等は Kickstarter 、 Makuake に掲載されています。

この TWSイヤホン の一番とも言える特徴は、上の動画のサムネイルでも分かるようにシェル部分が柔らかいシリコンで作られており、多くの方の耳の形状に柔軟に対応して耳にフィットしてくれる様になっています。

シリコン部分は抗菌仕様となっているのでちょくちょく清掃すれば衛生面についても特に問題なく使用出来るかと思います。

 

【付属品・外観について】

それでは、実際に開封の方を行っていきたいと思います。

外箱・内箱の2層構造で梱包されており、どちらも黒基調で中々におしゃれな雰囲気ですね。Bluetooth5の文字が主張していますね。

Makuakeで紹介されていたパッケージ内容はこちら。

中はイヤホン本体と充電ケース、取扱説明書、そして付属品類は紙箱に収められており内容はイヤーピース(S/M/L)とイヤーフィン、USB-Cケーブルとなっています。

さらに、付属品が纏められたポリ袋の中には上記のものに加え、替えの「耳垢フィルター」が付いていました。これならハードな運用で汚れたり破れたりしても気楽に交換できるのでありがたいですね。フィルター自体はステム部分に接着されているだけなので、工作用のピンセットがあれば比較的簡単に交換ができます。

ちなみに今回はシルバーの VIE FIT を選択したのですが、鏡の様に反射せず程よいマットな質感が出ており良い色合いでした。

VIE STYLEのロゴが黒く目立って格好良いです。ちなみにロゴ部分が操作ボタンとなっております。

詳しい付属品の内容は以下の写真に。

ケースをしっかりと見てみるとイヤーフィン用の窪みが設けられており、 Apollo7 を始め他のTWSイヤホンではイヤーフィンを付けたままケースに収納する事が出来ないものが多かったのですが、その対策がなされていてありがたいですね。

 

【使用感について】

耳に直接触れるシェル部分の形状が、 Westone のイヤホンを始め多くのイヤホンで採用されている滑らかな形状となっていることもあり、耳への納まりがとても良いです。加えてソフトシェル採用のため、耳へググッと押し込んでもある程度は柔軟にフィットしてくれるので、常に音が聴きやすいベストポジションにイヤホン側が合わせてくれている感覚になります。イヤホン本体の重量が片耳6gと軽いのもフィット感に良い影響と与えていますね。

柔らかさの度合いとしてはコンプライ等といったウレタンフォーム程グニグニ形が変わるというものではありません。

フィット部分が大き過ぎたり、円柱タイプのTWSイヤホン( Earin M-1Liberty+ など)は耳から外れ易いのに加え、フィットさせようとして押し込むと上手く音が聴こえなかったりと装着時に萎えてしまう要素があるのですが、このイヤホンはその点非常にストレスフリーで着け心地も軽いためGoodですね。

で、そのフィット感を更に高めてくれるのがイヤーフィン…のはずなのですが、このイヤーフィンが残念なのです。ロゴのある外側から被せる様に装着するのですが、引っ掛かりもなし締め付けもそこそこなので、耳からイヤホンを外したり充電ケースに入れようとしたりちょっと強めに触ると簡単に外れます。何処かに窪みを用意して外れ難くするか、イヤーピースと一体化する等対策は色々あるはずなのですが…。激しい運動でもズレなくはなるので使う時だけ装着すると良いでしょう。

ペアリングについては、左右一台ずつ2台の設定を保持でき、交互に接続を切り替えられる マルチポイント機能 を搭載しているみたいです。

それぞれ単体での運用ができるので、片側でPC、もう片側でスマホの音を聴くといった事も可能です。この点も柔軟性が高い…!

操作ボタンは上でも述べていますが、三角形のロゴ部分が丸々ボタンになっております。機能は以下の通り。

  • 1プッシュ:音楽の再生・停止、電話の応答・終了

  • 2プッシュ:次の曲へ

  • 3プッシュ:AI機能(Siri、Google)の呼出

  • 長押し(3秒):電源ON・OFF

  • 長押し(電源ON時に2秒):ペアリングモード

と結構シンプル。実はプロジェクトページでは早送り機能が書かれているのですが、どうやら伝達ミスか導入されなかった感じですかね。

ボタンのクリック感は丁度良い塩梅で、力も左程要らずしっかりと押した感があります。

ケースについては、軽い樹脂素材で出来ており57gとても軽いのですが、厚みがあるのがちょっと残念です。

自分の手持ちの中では一番分厚く、The Dash よりも厚みがあります。サイズ比較は以下の通り。

加えてもう一つケースに不満点が。それは Crazybaby Air Nano の充電ケースよりも充電がやりにくい事ですね。マグネット無しで接点を合わせる必要があり、ケースを閉じる事でケース外側にイヤホン本体が押され、コネクタの接点が触れる事で充電が開始されるのですが、歩きながらケースにしまうと充電されていなかったりする事もしばしばありました。

 

【接続性】

耳にフィットするソフトシェル部分と、アンテナや基盤類の部分がはっきりと分かれており、耳からもそこそこはみ出ますね。

環境は Sony Xperia Z5 Compact ( Android OS 7.0 )との接続で、徒歩の際は Xperia の位置がズボン前ポケット、ランニングの際はウエストポーチで腰前にある状態での運用です。Apt-Xでの接続になりました。

遮蔽物の無い外での運用では、徒歩だと身体に遮られたタイミングで時折瞬断する事がありました。ランニングだと走る姿勢に寄っては頻繁に切れてしまい、まともに音楽視聴が行えませんでした。振り向きだとほぼ必ず接続が切れますね。接続性は中の下辺りの印象を受けました。数日に一度音楽視聴途中に接続が完全に切れ、再度接続のアナウンスが鳴る事象がありました…

スマホを上着のポケットなど耳に近い位置に持っていくとこの点についてはかなり改善されます。

また以下の画像の様に耳の縁に半月型のアンテナを配置している様なので、装着後にある程度スマホのある方向に向けると多少は改善されるかも知れません。

ファームウェアアップデートが5月中に予定されており、接続性についても改善されるとの話を聞いているので、アップデート後に再確認したいと思います。(※記事を書いている時点でアップデートの連絡が来ました。後日記事としてあげたいと思います。)

 

【音質について】

※上の表は音の量感を表したグラフで、高いほど高音質と言う訳ではないのでご注意下さい。

【低域】

締まりのある低域というよりは少し緩めでふわっと広がる様な印象です。それに伴いエッジ感も甘めですね。

しかし量感・主張が強めなため、音の迫力や躍動感に繋がりますが人によっては音に圧迫感または閉塞感を感じるかも知れません。

【中域】

若干低域にマスクされている様に感じますが、量感としては十分で強調感や刺さりもありません。ボーカルも引っ込まずに音楽を聴く事が出来るかと。明瞭感もTWSとしては中々あります。

【高域】

量感は低域程ではありませんが音の粒が細かく、粗さを感じさせない音作りとなっています。

煌めき感は弱いですが、中域から自然に繋がり抜けも悪くないので頭打ち感は殆どありません。

【全体的な印象】

一言で表すと低域が若干強めな弱ドンシャリの傾向で解像感もあり、総じて TWSイヤホン の中でも割と高音質に感じられるかと思います。個人的には主張の強い低域と中高域の繊細さで、ほんの僅かにですがアンバランスに感じました。ここは音のメリハリが出ているともとれるので一概に悪いとは言えませんね。運動中で低音がマスクされ易い環境であれば

また、 Befree8 程ではないですが曲の切り替わりや静かな曲でちょっとホワイトノイズが聴こえます。

余り意識しなければ気にならないレベルですね。

 

【感想とか】

音については価格以上のポテンシャルがありますが、ファームウェアアップデート前だと接続性に多少の不安を感じますね。

後は充電ケース周りの微妙な造り…ただ窪みに置く形になりますしマグネットか機械的なロック機構等を採用してより確実に充電出来るようにして貰いたかった所です。

接続性はアップデートでどれ位改善されるのか期待しています。VIE FIT の今後も中々楽しみですね。

アップデートの大まかな方法と改善個所についても確認して記事にしようかと思いますのでもう暫しお待ちください。

 

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