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  • No.44

【レビュー】低価格で接続性も上々なTWS PaMu


どうも、No.44です。

前回の更新から約1ヶ月半間が開いてしまいました…すみません。

その間にMyバイクが納車されたのですが、乗ったり弄ったりするのが楽しくてそっちに掛かりっきりでした。

最近のTwitterの呟きも殆どバイクですね…。

このままだとどんどんブログから離れていってしまいそうなので、本筋へ戻りましょう!

今回もまたまた クラウドファンディング産 TWSイヤホン となっております。

 

※動画の音量が高めなので再生の際は注意して下さい。

こちらは Indiegogo にて出資したもので、価格は$29+送料で非常に安価ですね。実売価格は$109+送料となるみたいですね。

こちらも前回の VIE FIT の記事と同じように Makuake でもプロジェクトが出ていました。しかし出資価格が5,980円とやはり割高…。個人的には Makuake で出資するなら、 Kickstarter や Indiegogo の後追いプロジェクトは割高になるのがいつもの流れなので Makuake 限定のプロジェクトに出資した方が精神衛生的にも良い気がします。

詳細なスペック等は IndiegogoMakuake に記載されているので参照下さい。

 

【付属品・外観について】

それでは、パッケージの開封を行っていきたいと思います。

こちらは表面。

そして裏面。余計な装飾も無くシンプルに纏まってます。

そして蓋を開けるとこんな感じです。因みに今回のカラーはを選択しました。パッケージ内容は以下に。

  • イヤホン本体*1

  • 充電ケース*1

  • 取扱い説明書(英語・中国語)3種

  • イヤーピース(S/L)

  • microUSBケーブル*1

(イヤーピースMサイズとイヤーフィンは予めイヤホン本体に取付けられています)

充電ケースの蓋ですが、レザー風の加工がされておりサラサラした質感で、手に持ってみると下の画像の様な感じに。

蓋はケース本体のボタンを押し込む事でパコッと浮き上がります。

そして浮き上がった蓋をぐるりと回せばイヤホン本体がお出ましといった寸法です。

イヤホンのタッチセンサー部分もケースの蓋と同じようにレザー風加工されています。スライド操作は残念ながら無いのですが、汗ばんだ指でもするりと操作出来そうです。(ブラックカラーの素材はどうなってるんですかね…カーボンっぽい様な)

まぁこういった所で安っぽさを感じさせない様に工夫しているのは良いかと思いますが、手に持ってまじまじと見てみると本体、ケース共にプラスチッキーな所が目立ちますね。ですがその分軽量で、ケース本体で59g、イヤホン含めて72gとなり持ち歩きには便利かと思います。他社製イヤホンとのサイズ比較は以下の通り。

比較イヤホンは左から順に VIE FITPaMuThe DashApollo7

 

【使用感について】

イヤホンのステム形状を見てみると楕円形となっています。これはクリプシュの商品説明で見たのですが、人間の耳穴の形は概ね楕円形である為、耳の穴に収まり易く高い遮音性を確保できると共に長時間の使用でも耳への負担が少ないと言ったメリットがあるみたいですね。

ステム以降の形状からそこまで深く押し込んで装着しないので浅い装着感ですが、フィット感は上々でイヤーフィンも相まって運動時に外れやすかったりグラグラしたりと言った事はほとんど感じませんでした。

遮音性はそこまで高くない印象です。音楽を流しながら電車等のアナウンスが何となく聞こえるレベルです。

ステムと丸いハウジング先端以外のアンテナや回路等が収まる部分はがっつりはみ出るので最初は違和感が凄いかも知れません。

特に TWSイヤホン でフランケン状態になりたくない!って方は間違いなくおススメできないです。耳のサイズ関係なくはみ出るので。

そして操作はハウジング外面のタッチセンサーで行います。機能としては

  • 1プッシュ:音楽の再生・停止、電話応答・終了

  • 2プッシュ:次の曲へ

となっており非常にシンプル。因みに2プッシュでの操作は結構素早くトントンとタッチしないといけないです。タッチ時の操作音が無いのでここはちょっと戸惑うかも知れません。電源ONは充電ケースから出した時、OFFはケースに収納した時と割り切られています。ペアリングも一度設定すれば以降は自動で接続されるので使い勝手も中々良いかと。

ケースへの収納はマグネットで自然と定位置に収まってくれるので、VIE FIT の様に面倒で無いのは良し。

音量調節幅については1目盛で極端にボリュームが増える事は無いので比較的その人の好みの音量に調節し易いかと思います。

後は、こういったクラウドファンディングではお馴染みの他社製品との比較ですね。

上から行ってみましょう。ドライバーサイズは大きければ良いと言ったものでは無いです。寧ろチューニングの妙で音は決まりますね。B社(Bragi)のイヤホンに至っては BAドライバー なのでお門違いも良い所です。そして Audio Balanced とありますがこれは音のチューニングをそれっぽく名付けただけかと思いますので特に新機構やら何やら搭載されていたりはありません。

そしてノイズキャンセラーとありますが、これは消費者を騙す方法として良く使われるものですね。このイヤホン自体外音を取り込んで位相反転をして雑音を打ち消すなんて機能はありません。単純に遮音性が良い()事を指すか、通話時の雑音低減(Bluetoothのチップセットに機能として入っているもの)がほとんどです。

他はまぁこんなものかといった所。因みに実再生時間は大体2.5~3時間でした。公称スペックから実測スペックは大体下がるものです。

 

【接続性】

イヤーピースとドライバ以外の回路基板部等がイヤリングの様に完全に耳から出ている事もあり、接続性は良い部類です。都市部の駅など人が込み入った環境で無ければ、振り向き・ランニングでも音切れはありませんでした。

(接続性を試すのに一番良い環境は東京周辺の駅等人が非常に密集している環境が良いのですが、残念ながら今の環境だと周りが山と海ばっかりなのが非常に残念…)

 

【音質について】

※上の表は音の量感を表したグラフで、高いほど高音質と言う訳ではないのでご注意下さい。

【低域】

低価格ダイナミックイヤホンに有りがちなドライバの制動の弱さから来るボワつきを感じます。量感自体は不快に感じるレベルではありません。ランニングやスポーツ時など足音等で低域がマスクされる環境での使用ならば丁度良い塩梅に聴こえるかもですね。

【中域】

低域にマスクされている印象で籠り感に繋がっています。ボーカル等については極端に引っ込んでいないですが解像感も甘くウェット

【高域】

必要最低限に鳴っていますが粒立ちも粗く、頭打ちしてしまっていますね。

【全体的な印象】

典型的なピラミッドバランスでダイナミックらしいウォーム系の音です。しかし制動の甘さからくるボワ付きや籠り感が音に閉塞感を感じさせますね。音の造りに関しては正直な所、少し前にレビューした低価格中華TWSイヤホンに劣るかと思います。最近の中華製品は造りも徐々に良くなってきつつあり凄いですね…。

 

【感想とか】

実売価格が1万越えする事が予想されますが、正直なところMakuakeの出資価格位が実売価格として丁度良い気がします。使用感や接続性は悪く無いのですが音質が残念な具合に。(ONKYOですかね)

やはりスポーツ使用に焦点をあてているモデルですね。聴き込むというよりかはラジオの様に軽く構えて音楽を聴き流すのが良いかと。接続性の良さも相まってストレスフリーに使えると思います。

 

ブログランキングやってます。いつの日か世界を救うと信じて。

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