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  • No.44

【レビュー】Noble Audio FALCON TWSとは思えない繊細な中高域、使用感も◎

更新日:2021年5月18日

どうも、のんよしです。


今回はこちらの完全ワイヤレスイヤホンをレビューしていきたいと思います。


NobleAudio FALCON

今はFALCON2にProまで登場する羽目となってしまいましたが購入当時はFALCONが先端であったのです。セールで約1万3千円ほどでした。今ならもっとお手頃価格で入手出来ます。ずるいですね。


スペックについては以下をご参考下さい。

 

【使用感について】

・第一にイヤホン本体が非常に軽量なので歩行や大き目の振動でも耳から脱落しにくくなっています。少なくともジョギング程度では落下する事なく使用出来ました。


・フィット感は細長いステム部分でフィットさせる感じで、イヤホン本体よりもイヤーピース自体で耳孔の深い所にフィットさせるのでイヤピ選びが重要です。フィット感自体は最初は違和感を感じるかも知れませんが慣れれば悪くありません。意外と純正のイヤピが使い勝手良かったです。eProの奴で、気に入って SONY の TWS にも採用しています。


・ケースとイヤホンにはマグネットが内蔵されており収納時はパチッとはまり楽です。しかし取り出す時はサラサラした筐体表面が掴みにくく指が乾燥している時なんかもう大変です(笑)←摘み上げるよりもケース奥側から手前に倒す様に取り出すとやり易い事が分かってきました。


・ケースはチープなものですが非常に小型軽量でポケットに入れても全く違和感ありません。充電残量も4目盛のLEDでシンプルで分かりやすいです。


接続性は良い部類に入るかと思います。遮蔽物の無い外での運用はズボンポケットでも問題なし。ジョギング時も音飛びする事無く使用出来ました。


・マイク性能も知人に確認して貰った所そこそことの事でした。余りうるさく無い環境であれば特に問題なく使用できるでしょう。

 

【音質について】

※上の表は音の量感を表したグラフで、高いほど高音質と言う訳ではないのでご注意下さい。環境はPixel4aのSBC接続です(あえてAptXでなくSBC接続にした理由は以前見掛けた記事でSBC接続の方が軒並み高評価だったからと言う俗な理由です)


【低域】

量感は重低音成分は少な目で、ミッドロー辺りにフォーカスされている印象で量感自体は十分ありベースの芯を追えます。圧も少な目でふわっと広がる感じで比較的あっさりとしています。


【中域】

ボーカルについては若干ドライで歯擦音が刺さらないギリギリのバランスで粒立ちが良いです。他の帯域に比べると少し引っ込む様に感じられますが明瞭に聞こえます。低音などにマスクされる感じは全くありません


【高域】

金属的響きは少な目でドライ、粒立ちの良さはこの帯域で特に感じられます。余り響きは無いので伸びや抜けの良さといったものは感じにくいかと思います。自分の環境ではわずかにハイハット等パーカッション類に粗さを感じる時があります。


【全体】

シャープでキレのあるサウンドはNobleらしさを感じさせてくれます。(Noble K10Uしか所持したことありませんが…)この価格帯のTWSイヤホンでこのレベルの解像感と明瞭さを持つものは中々無いと思います。逆に低音の量感・空気感を味わいたい方には余り向いていないかも知れません。ジャンルを選ばずに結構あっさりと鳴らされてしまうきらいもある様に思いました。

 

後発が立て続けに発売されて過去のものとなってしまいましたが、未だに購入する価値のあるイヤホンだと思います。気軽にポータブル出来る中高域が繊細なTWSと言えばこの子を挙げられるでしょう。2とは音の好みの部分もあるので是非試聴できる方は試聴してみて下さい!


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どうも。 タイトルの通り、去年3月頃よりブログをWixからはてなに変更してレビュー記事などを書いております。 今後の記事更新は新ブログの方で行っていきますのでお見知りおき頂ければ幸いです。

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