【プチレビュー】SONY Walkman NW-A100 要点まとめ
- No.44
- 2021年5月18日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年8月24日
どうも、のんよしです。
今回はこちらのDAPを簡単にレビューしていきます。
SONY Walkman NW-A106(A100シリーズ)

Android搭載とサイズ感につられ購入から約1年とちょっとなんですが、使っている内で気になった点を手短に列挙していきたいと思います。
スペックについてはこちら
【使用感など】
①バッテリー持ちが悪い
使っていて常に感じたのがバッテリー持ちの悪さ。Wifi通信も使ってしまうと尚更消費が激しくなります。公称26時間と記載がありますが10時間も持てば凄く良い方です。私はイコライザーとノーマライザーを音質調整で使っているので5~7時間程でバッテリーが声を上げます。そもそも何故バッテリー消費量が多いかは以下のサイトさまにて説明があります。
上記の理由から画面をOFFにしているアイドリング状態での電力消費も多い部類なので、SONYさんが自動で電源をOFFする機能をアップデートで追加するという対処療法を行う程でした。ユーザーが出来る対処としてはバッテリーセーバーを常時オンにしたり音質調整をオフにしたり画面を余り点灯させないなどありますがどれも根本的解決にはなりません。だってそもそものプロセッサ(CPU)が電源を食べちゃうんですもの…。出先でも安心して長時間の音楽鑑賞に浸れないのはちょっと困りものですね。
②充電は早い
バッテリー容量が1285mAhと小型なので充電は小一時間で20%台から80~90%まで充電してくれます。でも減るのも早いのでその都度充電を繰り返すのもちょっと手間ではありますね。
③割と動く(バッテリーセーバー無しの場合)
プロセッサ自体の性能はそこまで悪くなく、ストリーミングアプリ程度であれば余りストレス無く操作する事が出来ました。(SoundCloudやAmazonMusic、Youtube等)
④画面が小さい
こればかりは仕方ない所ではありますが、本体がコンパクトゆえ複雑な操作を行うのには余り向いていません。小さい項目をタッチする時は指に隠れてしまい勘で触ることもしばしば。
【自分の使用環境】
基本的にAmazonMusicアプリで音源をSDカード(ローカル)に保存してWifiオフで運用
前のDAPの音源はSDカードに入れて運用
バッテリーセーバーは常時オンで音質調整(イコライザー&ノーマライザー)を使用
元からストリーミングアプリの音源をローカルに保存して運用するつもりでしたので、自分のスタイルには結構合っていたDAPだと思います。本体のストレージサイズが余り多くないため使うのはアプリのインストールに留めて音源はSDカードに保存するのが良いでしょう。システムアップデートの時に容量不足で嘆くツイートをちらほら見掛けました…。(A105勢に多数)
【音質について】
様々なイヤホンでこのDAPの音を聴いてきましたが、変な味付けも無くそつなく鳴らしてくれている印象でした。暖色寒色の中間の暖かみで中庸、それ故に詰まらなく感じてしまう方も居るかも知れないと思います。
低域の迫力や音の濃さは余りない比較的スッキリ系サウンドな素性かと。ですが音質調整によっては色々と遊べる面白い子です。ClearAudio+を入れるとお手軽に味付けたっぷりな音に変わるので自分色に染めるのも良いでしょう。
自分はもう少し低域に迫力を持たせたくてイコライザーで低域を若干持ち上げて普段運用しています。
バッテリー持ちが残念であると言う事を許容出来ればこれ程コンパクトで持ち歩きに適したAndroid搭載DAPは無いと思います。自分のスタイルに合っているか購入を考えている方は今一度シミュレーションしてみて下さい!
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