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  • No.44

【レビュー】デュアルDAC&バランス接続対応のBTレシーバー EarStudio ES100


どうも。No.44です。

12月中頃、「発送遅れてゴメンね!」的なメールを受け取った気がしたのですが届いてしまいました。

※動画左上の「K」マークをクリックする事でkickstarterの該当サイトへ飛びます。

てっきり64AudioのU10が届いたものかと思い込んでいたので

荷物を受け取った後、開けてびっくり思わず「嘘ぉ!?」と声をあげてしまいました。

日本語でのスペックの詳細説明はrakunewにも記載されています。

 

いざという時に備えて予備用にもう一つ頼んでたのを忘れてました。ちゃっかりしてるなぁ自分。

価格は一つ$49でした。実売でも$79ってRadsoneさん、価格設定誤ってません…?

【追記】

ふむ、どうやらまだ価格については代理店と話合いの最中みたいですね。ちょっと早まってしまいました(^^;

果たして幾らで出て来るのか、気になる所ですねー。

話は戻りまして、

箱の中身はEarStudio本体と充電用のmicroUSBのみと非常にシンプル。

まぁ公式サイトに取説とか載ってますし、価格を考えると十分以上ですね。

電源を入れると輪っか状のLEDが緑色に点滅します。側部に再生停止/音量±/曲送り戻しの物理ボタンが設置されており、操作感も悪くありません。また、左右に別個で3.5mmと2.5mmジャックがあります。

 

24bitハイレゾ対応(アップサンプリングにも対応)・AptX HDコーデック対応・3.5mm/2.5mmジャック対応

14時間もの再生時間・アプリで音質調整可能・スマホと独立したアナログボリュームとこれでもかと機能を積み込んであります。

ここまで来るともうかなりの変態(褒め言葉)ですね、堪らないです。

そして何と言っても、デュアルDAC搭載ですよ!旭化成のAK4375aを二基積みしております。

(元々スマートフォン向けに開発されたDACでZTEのg03にも搭載されているみたいです。)

"

AK4375Aは、プレミアムオーディオで多数の実績・定評のあるVELVET SOUNDアーキテクチャ・テクノロジーによる高音質化技術をベースにポータブル用途向けに最適化することにより高音質化を実現しています。新開発の32-bit Advanced Audio DAC、低歪&低消費電力のヘッドフォンアンプにより、モバイル用途としては業界最高性能のTHD+N=-99dB, SNR=110dBを達成しました。さらに外部から供給されるクロックジッターにおけるアナログ特性および音質の影響を排除するために、非同期SRC及び水晶発振器によるJitter Cleaner機能を内蔵しています。パッケージは超小型の36-pin CSPを採用し、実装基板の省スペース化に貢献します。 HiFiオーディオ機能などを搭載するスマートフォン、タブレット、ポータブルミュージックプレーヤー、ヘッドフォンに最適なオーディオデバイスです。

"

これによりフルバランスでの音楽再生が可能となってます。

バランスケーブルについては、今までバランス対応機種を所持していなかったので実は無いのです。

今度のポタフェスで購入しようかと…。いやもっと遅く到着するものかと思っていたので…;

 

EarStudioを触ってみて一番面白いのがアプリで音質や様々な設定を自分好みに追い込む事が出来る事ですね。

【ホームメニュー】

スマホ側の音量と別にEarStudio側でも

「-52~6dB」を0.5dB刻みでボリュームを細かく調整する事が

でき、イヤホンの感度に合わせてベストな音量に調節する事が

可能となってます。

上の画像の様にスマホ側(SOURCE VOLUME)EarStudio側(ANALOG VOLUME)の音量が独立しているのが確認出来ます。

また、各項目(BT接続状況、バッテリー、ジャック接続)についても細かい設定を行う事が可能となっています。

右上のBluetoothアイコンからコーデックの接続状況の確認、

ジッタークリーナーのON/OFF、DSPのリアルタイム処理状況を確認出来ます。(自分がこの数値を見ても良く分からないのですが…)

このDSPにより音源を24bitサウンドへ拡張してくれるみたいですね。

真ん中のバッテリーアイコンからは電源モードの変更、基本的に、充電しながらの運用の場合はNormal Modeでの運用となります。

【イコライザーメニュー】

10バンドEQで0.1dB刻みで各帯域を±12dBの範囲で微調整する事が出来ます。

ジャンル別12のプリセットのほか、4つまで自分好みのEQ設定を保存する事が出来ます。

【サウンドコントロールメニュー】

このメニューではアップサンプリング・ノイズ低減技術である、DCTの効き具合の調整や、

DAC側でのフィルタータイプの選択が可能になっています。ヘルプ(?)アイコンで適用される波形を確認出来るので、聴く音楽のジャンルや好みで切り替えると良いかと思います。

【アンビエントサウンドメニュー】

最後に一番右下のメニューがアンビエントサウンドのON/OFFと言う事で、EarStudio本体に内蔵されているマイクから外音を取り込んでくれる様に設定できます。摘まみはマイク感度や音量割合の調整ですね。

ONにするとノイズは結構乗りますが、イヤホンをしたまま会話したり周囲に注意を払う事が可能になります。

TWSイヤホンのトランスペアレンシーに近いですね。取り込み割合を調整できるのもGood。

 

【音質について】

アプリ側で特にEQ調整を行っていない「Flat」状態でのレビューとなります。

ツイッターでも呟いていたのですが、聴いて最初に目(耳)が行くのが中低域ですね。暖かみがありつつも力強さがあります。ウォームかつリスニング寄りな音の傾向に感じました。

明瞭度・解像感についてもAKjrと比較してみましたが、一音一音の繊細さについては一歩譲る箇所があるものの、ほぼ同じレベルで聴かせてくれています。

空間表現は少し平面的ですが、各帯域の音が聴き易くそこまで気にはなりませんでした。

このサイズ・ポータブル性でこの音なら十分使用に堪えられると実感しています。

曲間でほぼサーノイズが聴こえないんですよ。今まで使用してきた5000円以下のBTレシーバー達はどれも少なからずノイズが乗っており、「こんなものか」と妥協して使用していた節がありましたが

曲の静かな区間までかなりクリア聴かせてくれるので、音の余韻をしっかり聴き取る事が出来ます

一瞬BTレシーバーである事を忘れますね。

高音質がコンパクトに持ち歩ける、自分にとってかなりありがたいですね。

【気になった点】

音質とは関係ありませんが、電源ON/OFF時やペアリング時のアナウンス音量がとても大きいですね。

操作時に耳に入れっぱなしだと間違いなく耳にダメージが行くレベルです。

今後のアップデートでRadsoneさんが修正を入れてくれる事を切に望みます…!

【追記】

12/21のファームアップデートにて修正が入りました!

他のユーザーからの意見も積極的に取り入れているみたいなので今後に期待大ですね。

 

【感想とか】

BTレシーバーの殆どを蹴散らせる素直な音質と機能性を両立しています。

自分の求めるポータブルオーディオにかなり近い答えを出してくれている様に感じました。

今後のファームアップデートでどの様に変化してゆくのか、この点も楽しみですね。

今度バランスケーブルを購入したら再度音質についてレビューしたいと思います。

 

ブログランキングやってます。いつの日か世界を救うと信じて。

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