Earstudio をアップデートしてみよう
- No.44
- 2019年9月25日
- 読了時間: 4分
どうも。No.44です。
メーカーからのソフトウェアアップデートで使用感が改善されたり、音質が向上したりなど
アップデート出来る機種って結構長く使えたりしますよね。
話は変わりますが、手持ちの The Dash ちゃんについてですが、
実は経年劣化によるものかハウジングに大きくヒビが入ってしまって、
急遽シリコンスリーブに包んでそっと棚にしまっておりました…。
同じく Dash を購入した友人も殻割れで新しい物を購入するハメになったので、もしかしたら耐久性にちょっと難ありなのかも知れません。
今後買う方は大事をとってしっかりとスリーブに包んで保護してあげましょう。
さて、ちょっと前に Earstudio のレビュー記事で、「ペアリング時のアナウンス音量がとても大きい」と書きましたが、遂に Radsone さんが修正を行ってくれました!
【Radsoneからのメール抜粋】
Details on Below:
・Update on HD Jitter cleaner performance ・Added Tone volume control feature
デジタルからアナログ出力時の音の変化そのものである、ジッターを修正するジッタークリーナーのパフォーマンスの改善と、ペアリングや電源操作などアナウンス音量の調整機能が追加されました!
対応がとても早くて助かりますね。
これでバッテリー低下時や寝ぼけて電源操作した時にびっくりしなくて良くなりました。
では早速アップデートをやってみましょう。
【Earstudioアップデート方法】2019/9/25現行verの方法に微修正しました。
①アップデートファイルのダウンロード
Earstudioの公式サイト右上のメニューから「FIRMWARE」を選択。

最新版のzipファイルをダウンロードしたら、お好みの場所に解凍しましょう。

こんな感じのファイル構成になっています。
v2.0.2になると大分変わっていますね。以下の通りになっています。(画像はwindows版です)
一番上のpdfファイル「DFU user's guide」に大まかな操作方法が載っているのでそちらを確認するのも手です。

②Earstudio を DFUモードでPCへ接続
PCに繋げたmicroUSBケーブルに Earstudio を電源ボタンを押しながら接続します。
DFUモードで接続されるとLEDインジケーターは消えたままになるのでそれで判別出来ます。

③バッチファイルを実行
先程解凍したファイルの「ES100_DeviceFirmwareUpgrade_winXX」を実行します。(XXは自分のwindowsのビット番号で選んで下さい)
動かない場合は、「run_winXX」と言う名前のバッチファイルを実行してみて下さい。
動作すれば以下の様にコマンドプロンプトが開かれます。DFUモードで正しく接続されていると、
「Found 1 devices」が表示されて(y/n)の後にカーソルが表示されます。
キーボードで「y」を入力し、Enterキーを押す事でアップデートが開始されます。(キャンセル時は「n」)

アップデート中はパーセントで進捗状況が表示されます。
④アップデート完了
パーセントが99%まで進み、アップデートが完了すると
「upgrade succeeded」
「Device reset succeeded」が表示されます。

その後、適当なキー入力を求められるのでスペースキー等好きなキーを押すとコマンドプロンプト画面が閉じられてアップデート完了となります。
Earstudioの電源は入ったままなので、念のため再起動すると良いでしょう。
アップデートも完了したことですし、早速起動してみましたが
おおっ!アナウンス音量が小さい!丁度良いです!
ここだけがずっとネックに感じていたので本当にありがたいです。
また、アプリ側でこのアナウンス音量を細かく設定する事が可能になりました。

公式アプリ右上のメニューを開く事で、
新たに追加された「TONE VOLUME」メニューを
選択する事が出来ます。

選択する事でこの様なメニューが表示されます。
「Test Tone Play」ボタンで設定した音量の確認が出来ます。
勿論しっかり電源ON/OFF時の音量にも
対応してくれました。
アップデート前は静かな環境であれば数メートル離れていてもイヤホンから聞こえてくるくらい大きかったアナウンス音量が、装着中でも遠慮なく電源操作を行える様になりました。
非常に欲張りかも知れませんが、今後改善して欲しいなぁと感じた箇所をちょっと。
◆Earstudio本体からもアンビエントモードに切り替え可能にして欲しい
⇒いわゆる外音取り込み機能ですが、アプリを一度起動してON/OFFを切り替える必要があるので実際手間なんですよね。TWSイヤホンのBragi the Dashや ZOLO Liberty+ はイヤホン本体の操作でいつでも切り替えられるので、Earsudioもそれに倣ってほしいなと。あと出来ればもう少し音を明瞭に聞き取れると嬉しいです。
音質については、自分はもう言う事無いです。このサイズ感でこのレベルならもう十分かなと。いや、もちろん改善してくれるのは非常に嬉しいです。他のTWSイヤホンの機能を見ると結構参考になる点があるので、今後のアップデートに期待ですね。
そういえばUSBポートの反対側の穴、何か意味があるのかなとずっと気になっていたのですが、ストラップ用の穴なんですね。なるほどー。

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