EarstudioのファームウェアV 1.1.4が登場!気になる追加機能は…?
- No.44
- 2018年2月16日
- 読了時間: 5分
どうも。No.44です。
Earstudio の Version 1.1.4のアップデートが1月末にありましたので、
今回はこちらの紹介を行っていきたいと思います。
後、日本語マニュアルが公式サイトに追加されていました。⇒日本語マニュアル(pdf)
アップデート方法と V 1.1.3 の機能紹介については以前書いた記事に記載していますので、是非そちらも確認してみて下さい!⇒ Earstudio をアップデートしてみよう
今回の 1.1.4アップデートでは主に3つの変更点・追加点がありました。
【Earstudio公式より抜粋】
- Added Ambient Sound On/Off Key - Added DAC Oversample Rate Option (1x/2x/4x) - Changed vol +/- short-key step to 0.5dB
まず1つ目は前回の記事で要望を出していた「Earstudio本体からアンビエントモードに切替」機能が追加されました!今までのものはスマホアプリでいちいち切替操作を行う必要があり、完全ワイヤレスイヤホンの Zolo Liberty や Bragi the Dash
2つ目はDACの機能強化と言う事でアップサンプリング(オーバーサンプリング)オプションを選択出来る様に。簡単に言うと44.1kHzの信号を176.4kHzといったサンプリングレートに変換したり出来る様になったという事みたいです。AV Watchに面白そうなアップサンプリング関連記事があったのでリンクを置いておきますね⇒“「アップサンプリング」で音は良くなる? 変わらない? 独自手法を提案する技術者に聞く”
3つ目は音量の調節幅をより細かくした(2dB間隔⇒0.5dB間隔)事みたいですね。
アンビエントモードの切り替えが Earstudio 本体から行える様になった事で利便性が更に向上しましたね。加えてアップサンプリング機能と音量調節幅の改善を行った事で、より個々の環境に適した状態で音楽を聴く事が出来る様になったかと思います。Radsone は積極的にユーザーの意見を取り入れていく姿勢が見れるので今後のアップデートにも期待出来ます。
それではアップデート内容を実際に触って確認してみます!
【アンビエントモード切替について】

Earstudioアプリの下のタブから AMBIENT SOUND を選択すると新たに図付きの項目「AMBIENT SHORTCUT KEY」が追加されていますね。画像の通り切替は「曲送りキーを2秒間長押し」する事で切替が可能になります。
その際にちょっと気を付ける必要があるのが音楽を再生している間しか切替モードは機能しないと言う事。
音楽を停止した状態で2秒間キーを長押ししても切り替わりませんので注意を。上の項目のAMBIENT比率とマイクボリュームで好みの音量に調節すれば、外音のみの取り込みにする事も可能です。
【アップサンプリングについて】

私の環境だと インプットが Bluetooth aptX の 16bit/44.1kHz と言う事で、サンプリングレートが176.4kHz相当にアップサンプリングされる事となります。On/Offして聴き比べてみましたが、何となく音が滑らかになった様な…?気がします。低域の厚みやシンバルやハイハット等の残響感が増した様にも感じます。
どこかのキャンペーンでハイレゾとCD音源の違いを聴き比べする機会がありましたが、その時の感想にかなり近いです。多少は恩恵を受けられているということでしょうかね。
まぁ好みの音で聴く事が出来る様になればそれで良いのです。気分で切替られますし、こういう機能が入っていた方が面白いですからね!
【音量調節幅について】
これはEarstudio本体側のボリュームの事ですね。元々アプリ側の操作で0.5dBずつ調整が出来たのですが、本体ボタンでの音量調整は2dBずつというちょっと謎な設定になっていました。1回押す毎に0.5dBずつ音量が変わるので、ユーザーの本当に聴きたい音量での音楽鑑賞がかなりし易くなっています。1回押した程度じゃ分かり難い位細かくなっています。勿論長押しで一気に音量調節する事も出来ますよ。
【その他気になった事など】
ホームメニューの Output設定がより細かく設定できるようになってました。(元々?)
日本語版のマニュアルに記載があったので載せておきますね。

これらが切替可能になってました。まだ3.5mmしか試していませんが、通常と比べると音の厚みや広がりが微妙に変わる気がします。これは好みで変えると良いかと。
様々な要望が実現されて非常に満足している No.44 でありますが、もう一つあったら面白い機能があったのでちょっとここで提案させて貰いますね!
◆アンビエントモードの音質調整機能が欲しい
⇒今回のFWで切替可能になったアンビエントモードですが、ちょっと不満なのがそもそもアンビエントモードでの外音取り込み性能がちょっと微妙な点。風切り音や本体に触れた際のノイズがちょっと邪魔に感じる事もしばしば。声取り込みモードや低音カット、何なら取り込んだ音をパラメトリックEQで弄れたりしたらもっと面白いですね。よくワイヤレスイヤホンのマイクでCVCノイズキャンセリング機能搭載とか書かれてたりするアレのイメージです。たしか。
アップデートの度に進化してゆく Earstudio 。先日行われた ポタ研2018冬でGreenFundingブースにて日本初公式お披露目と言う事で試聴された方も増えたかと思います。
お披露目があったという事は販売される可能性が非常に高い状態になっているという事(?)。GreenFundingにて現在出資する事が可能になっています!定価より安く入手する良い機会なので興味がある方は是非!!
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