ハンモックの魅力をただ語りたい
- No.44
- 2018年5月19日
- 読了時間: 6分
どうも、No.44です。
先日、会社の同僚でフィールドを貸し切ってサバゲーを楽しんできました。
こういった催しに参加すると、徐々に本格的な装備が欲しくなってくるんですよね…。
フィールド自体で開催しているものと比べると、身内同士なので結構思い切った動きが出来るというか良い意味で遊べちゃうので結構戦績は悪くない結果でした。次参加する時にはミリタリージャケットと膝当てを買おうかと思います。
面白いですよサバゲー。ゲーム以上に立ち回りと意思疎通の重要性を体感できます。人対人の読み合いやひりついた空気感・実在感をこの身で直接感じられるのはサバゲーならではですね。
まぁ無駄話はこれ位にしておいて、本題の無駄話に入っていきたいと思います。
私は社会人になってからかれこれ数年経つのですが、入社当初は実家から持ち込んだ敷布団セットで眠っていた訳です。
その頃は寝起きで腰が痛かったり、しっかり寝ても身体がだるかったり、暑くなってくると非常に寝苦しくなったり非常に不快な思いをしてました。
「折角お給料も貰える事だし何か良い寝具を購入しようかな」と思い、色々と調べてみて一番自分に合う寝具を探しました。
その結果、 ハンモック に行き着いた訳なのです!
いや、第一ハンモックなんて寝具として成り立たないでしょ。とお思いの方も居るかも知れませんが、そんな事無いのです。
その真逆です。滅茶苦茶寝付き良くなります。腰痛とも夏の寝苦しさともオサラバできます。
で、まず身近にハンモックをメイン寝具として使う人間なんてほぼ居ないでしょう。
他人と被らないという点でも、比較的常識を持ち合わせた変わり者の自分にはぴったりだった訳です。
【何故ハンモックが腰や睡眠に良いのか】
人によってはハンモックは腰痛や身体に負担が掛かって良くないのではと思うのかも知れませんが、逆です。
寝る際に体が宙に浮いている状態で、かつ布が身体を包む様にフィットするので、圧力が分散されて腰への負担がかなり軽減されます。
また、普通のベッドだと人は身体に掛かる圧力を分散させるために睡眠中に何度も寝返りを打ちます。
これ自体は身体に必要な行為なのですが、寝返りを打つたびに脳は起きている状態になってしまいます。
その間は脳が休まらない状態であるので、起きた時に身体に疲労感・倦怠感として表れてしまうという事みたいです。
しかし、ハンモックの場合は既に圧力が分散されており寝返りを打つ必要が無くなる訳です。
つまり脳が起きる必要が無いので結果として睡眠の質自体の向上に繋がる事になるのです!
【冬とか寒い時はどうするのか】
しかし、ハンモックは防寒性が微妙でオールシーズン使えないのでは?という疑問が浮かぶかもしれないですね。
それも間違いです。ハンモックは アンダーキルト と呼ばれる防寒素材のカバーを付ける事で冬のキャンプでも実用出来る位防寒性を上げる事が出来ます。一桁台の室内温度ならタオルケットとこれだけで十分暖かく過ごせます。それ以下だと毛布等を併用すればイケます。価格もモノによってはそこまで高くないので導入の負担が少な目なのもGoodなのです。
さて、これらの説明を見てみて「確かに今のベッドや敷布団だと、起きる時身体だるいしハンモック良さげじゃないか」と思った貴方。
ハンモック教に入る資格をお持ちですね。
じゃあどんなものを用意すれば良いのかという事で幾つか紹介していきます。
【マウント類】
完全な持家であれば、壁に強度強めの金属フックを取り付けてハンモックを別途買えばそれで良いのですが、アパートだったり借家だとそう簡単に壁に穴を開けたりとか出来ませんよね…。そこで出て来るのが ハンモックスタンド です。これを用いる事で屋内屋外で引っかける場所が無い時も関係なくハンモックが使用出来る様になります。
ハンモックスタンドの形状は主に2種類ですね。簡単にメリット・デメリットも書いていきます。
◆非折り畳みタイプ
メリット
構造がシンプルなので耐荷重の高い物が多い
ハンモックのフック位置を調整しやすく、変更幅も大きいので他社製ハンモックにも柔軟に対応できる
デメリット
折り畳みタイプに比べて価格の高い物が多い(1万~2万円)
折り畳めないのでスペースを縦に多く取る
◆折り畳みタイプ
メリット
折り畳めるので、使わない時は折り畳んで簡単に収納する事が出来る。
価格が安い(5千~1万円前半)
デメリット
耐荷重の低い物が多い
フック位置を大きく変える事が出来ないので使用出来るハンモックが限られる
因みに自分は非折り畳みタイプのハンモックを使用しています。値は確かに張りますがシンプルな構造故の信頼性の高さと様々なハンモックを試したかったという点からこちらを選択しました。
室内のスペースが余り確保出来ない場合や、金銭的にそんなにかけられないという場合を除いて、基本的には非折り畳みタイプを購入する事をおススメします。もし購入してしまったら近かれ遠かれ様々な素材のハンモックを試す事になると思いますので…。
【ハンモック本体】
そして本命であるハンモック本体ですね。布タイプからパラシュート素材の物まで幅広く存在しています。
こちらも大まかに分類すると3種類に分けられます。
◆布タイプ
特徴
メッシュタイプやパラシュート素材タイプに比べて保温性が高めで夏場は寝苦しくなる事も
伸縮性は3タイプでは短めの部類
肌触りが少し固めで折り癖が気になる場合あり
造りや強度は一番高い
埃や汚れが付着しやすい
◆メッシュタイプ
特徴
3タイプの中で一番涼しく夏場のアウトドア等で活躍できる
網が柔軟に広がるので伸縮性はかなり高い
身体にメッシュが食い込んで痕が残る場合もあり
◆パラシュート素材タイプ
特徴
サラサラかつひんやりとした肌触りが気持ち良い
伸縮性は3タイプでは中間レベル
価格も比較的安い物が多い
こちらはデザインの好みで選んでも左程問題ないですが、個人的には肌触りが良くて総合的な使用感のバランスに優れた パラシュート素材タイプ をおススメします。自分は3タイプともに使用したのですが、結局パラシュート素材タイプに落ち着いちゃったんですよね。何よりひんやりサラサラの肌触りが癖になります!サイズについては1人用のものだと斜めに寝るとかなり窮屈になってしまうので、2人用以上のサイズを買うとゆったりと横になれて良いかと思います。
一番腰への負担が少ない寝方は以下の写真のように斜めに寝る事です。

こうすると腰の曲がり具合が丁度良い塩梅になります。こうする為にも余裕あるサイズを用意した方が良いかと思います。
…という具合で長々とハンモックについて語らせて頂きました。今回紹介した分を用意すればすぐに年間ハンモック生活を始められます。
自分が今使っている組合せは「非折り畳み式」+「パラシュート素材ハンモック」+「アンダーキルト」になります。
ハンモックとアンダーキルトが比較的安価なので汚れや臭い、ヤレが気になった時は買い替えもお手軽ですし、洗う事も出来るので面倒臭がりな方にもかなりおススメ出来ますよ!
ブログランキングやってます。いつの日か世界を救うと信じて。
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