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どうも、No.44です。
7月時点で物凄い猛暑がやってきて先日の台風で一区切りかな？と思いましたがまだ8月なんですね…で、これからお盆と。
因みに僕にはお盆はありません。祝日とかも関係ないとか国民以下ですねこれは…。
さて、そろそろ本題に入りましょう。
今回レビューするのは Bluetoothレシーバー です。
こちらは Indiegogo にて出資したもので、先行価格+送料で$63でした。
この BTレシーバー の特徴として挙げられるのが、「 aptX 対応」「32時間の連続再生時間」「磁石での充電サポート」「お接続距離およそ15mまで対応)」ですね。ちっちゃくて音質が良さげでバッテリー持ちが良さそうと言う事でビビッと来て出資しちゃいました。
上の画像はプロジェクトページにあったものですが、見る限りでは曲送り＆戻しに加えてボリューム調整が出来ると言う事で中々良さ気ですね。
出資については昨年の11月末に出資して到着が今年の5月末ですね。 クラウドファンディング で出資してから一年以内に届くのは優秀ですね。ちなみに自分が最初に出資したプロジェクトは未だに届いていません。そんなもんです。
カラーは最初は白のみだったのですがストレッチゴール達成で最終的に5色まで増えています。自分は黒を選択しました。
【付属品・外観について】
それでは開封の方ですが、梱包が上の写真の様にペラ紙一枚と袋一丁と物凄くシンプルです。
付属する説明書はペアリングと電源ON/OFFの操作説明のみで詳細については AirJack のホームページからダウンロードする必要があります。が、しかしいざURLを入力してみると「Web Expired(Web期限切れ)」の文字が…もしかして届いた直後辺りまでしか公開していなかったのでしょうか。
内容はこちらとなっています。
AirJack本体*1
磁石クリップ*1
3.5mm直角コネクタ*1
磁石充電器*1
3.5mm⇔RCA変換器*1
スピーカー等によく用いられているRCAコネクタへの変換器が付属するのはありがたいですね。気軽にスマホや Bluetooth機器 からの音をスピーカーに飛ばせるのは実際便利です。しかし上の画像の変換器と実物は少し異なるので注意です。
後、特徴的なのが磁石タイプのクリップを採用している事でしょうか。 AirJack は片面に金属が埋め込まれているため磁石に反応します。付属の小さいクリップを用いて服を挟んだり、クリップを介して冷蔵庫や金属部分に好きに取り付ける事が出来ます。
充電器にも磁石が内蔵されており、 AirJack を近づけると勝手に引っ付いて充電が開始されます。充電器はバッテリー内蔵ではなく普通にUSB給電です。実は出資者向けに 完全ワイヤレスイヤホン の充電ケースみたいなものの販売があったのですが、(バッテリー持ちが良いのなら必要ないのでは？)と思った
私は購入しませんでした。
本体はマットな質感で指紋などが目立ち難くなっています。デザインもとてもシンプルでどんな服装にも合いそうです。所々バリが見えるのはちょっと残念。サイズはこちら。 Earstudio を丁度半分に切った様なサイズでとても小さいです。
実際に Earstudio と並べるとこれ位のサイズ差があります。
3.5mmイヤホンジャックやボタン類、充電コネクタ、インジケーター(LED)は全て側面に配置されています。特にイヤホンジャックは少し窪んでいるので大きすぎるイヤホンプラグだと最後まで差し込めない可能性があります
【使用感について】
非常に小さく軽量、正方形な形状なのでポケットやカバンへの納まりはとても良いですね。
操作ボタンは側面に3つ直列で並んでいます。機能は以下の通りです。
音楽の再生・停止、電話応答・終了
音量アップ・ダウン、曲送り・戻し(長押し)
電源ON・OFF(長押し)
ペアリングモード(電源ON後も長押し)
画像で見て貰えば分かりますが、本当に省スペースに直列で並んでいるためとにかくボタンが押しにくいです。間違って操作してしまうのも毎度あります。そしてボタン部分がゴムタイプで結構奥まで押し込まないと反応しないのも操作性の悪さに一役買ってます。指が太かったり爪を切っていたりすると中々難儀するかと思います。
そして音量アップ・ダウン機能がまた曲者で、1回押すと2段階分音量が変わります。スマホだと普通に1段階ずつ操作出来るので、なぜこんな仕様にしたのかが良く分かりません。また、音量の変動幅も大きいので Earstudio の様な細かい音量調整は出来ません。
左右のボタンに＋や－といった表記も全くないため判別がし辛いですね。
ちなみに操作音含むアナウンス音声はビープ音となっており音量は丁度良いです。
【接続性】
接続機器は XperiaZ5C です。このスマホは aptX で接続してくれると画面に「aptX機器と接続しました」と表示してくれるのですが、
なぜか表示されないのでこれはもしや SBC とかで接続してるんですかね…まぁこういったスペック詐欺はよくあるものなので寛大な心で許す事にします。
聴き込み始めにトイレに行きたくなり、スマホを居間に置いたまま移動したのですがレシーバーを身体前面に着けてスマホに背を向けた途端に唐突にブチブチと音が飛び始めました。個人的に BTレシーバー は大半接続性が良い印象だったのですが、これは3～4千円で買えるお手頃な中華BTレシーバーより接続性はお世辞にも良いとは言えないですね。
サイズが小さい＆バッテリー持ちを良くする分アンテナや出力も小さくせざるを得なかったのでしょうか…。
【音質について】
価格なりというか、中高域辺りに粗さが感じられます。中域辺りに変な強調感があるため歯擦音も強調され、ハイハットやブレスが目立つ曲だと心地良く音楽を聴けないかもしれません。
低域の沈み込みや高域の伸びといったものも無く、音のレンジが狭く感じられるので閉塞感があります。
イヤホンやヘッドホン等密閉した機器で聴くのは余りお勧め出来ないです。
また、静かな曲や曲間だとサーノイズが聴こえますね。
中華の3～4千円辺りの Bluetoothレシーバー とあまり変わらない印象です。
【感想とか】
バッテリー持ちとか磁石でくっ付くとか着眼点は悪く無いのですが、使用感・音質・接続性と三拍子で駄目な要素が重なっているのが非常に残念です。正直な所 Earstudio が有れば全て事足りますね。これで実売が5千円を超える場合はちょっと選択肢からは外した方が良い気がします。
音質を期待して買うと結構がっかりするかも。ともかくバッテリー持ちが良いのは事実なので付属品で様々な機器をワイヤレス化してBT機器から音楽を飛ばせる様になるので、車のAUXに繋いだりスピーカーに繋いだり手軽にワイヤレスを楽しむ機器と割り切れば中々面白いですよ。
自分は音質重視な機器には Earstudio 、気軽に充電を気にせず音楽を飛ばしたい時は AirJack という具合に使い分ける事になりそうです。
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