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  • No.44

【レビュー】Campfire Audio POLARISⅡ 低音こそパワー!繊細な中高域も兼ねたじゃじゃ馬

更新日:2021年8月24日

どうも、のんよしです。

今回はこちらのイヤホンのレビューを行っていきたいと思います。


CampfireAudio POLARISⅡ

真っ青な筐体が非常にクールなイヤホンです。購入は中古ですが4万弱でした。以前eイヤホンさんに試聴に行った時に低域がとても印象に残っていていつか手に入れたいなぁと思っていたら手元にありました。お財布が軽くなった事については未だ謎に包まれたままです…


スペックについてはコチラをご参考下さい。

 

【使用感について】


※以前レビューしたAndromeda SE Goldと同じ形状、同じケーブルなため引用させて頂きます。

・まずはフィット感ですが通常メダよりもステムが長く設計されており、より耳の奥に入る形状になってます。それもありフィット感は通常版よりも若干ばかり良いと感じました。しかし密着感は弱目で基本的にはイヤーピースとケーブルで固定してイヤホン本体は耳の窪みに収まるだけな感触。イヤホン自体が軽量なのでそれ程気にはなりませんでした。
耳の奥に入りやすい様に自分の場合はSpriralDotのSサイズのイヤーピースを装着しました。一回り小さいサイズを選ぶとフィット感が向上すると思います。
自分の耳のサイズは中くらいだと個人的に思いますが耳の小さい方はイヤホンの角が耳に当たって痛みを感じるかもしれません。イヤホンサイズは他のメダと変わらないので自覚のある方は一度eイヤホンやヨドバシ等実店舗で試聴してみるのもアリですね。
・おおむねグレーなケーブルで飾らない良いデザインです。ケーブルは柔軟で癖も付きにくく取り回しも重過ぎず軽過ぎずで良好です。耳掛け部分はフック状の形状記憶の皮膜で耳当たりも良いです。MMCXコネクタはイヤホンがくるくる回ってしまうのが苦手な印象でしたがこちらは比較的硬めに固定されて回りにくくなってますね。個体差でしょうか。まぁ緩んだらワッシャーやダンパーを噛ませれば良いだけですが。左右の区別はコネクタ部分に赤点(右)と青点(左)があり分かりやすいです。

・後はDD搭載機種なので装着時に圧力がドライバに掛かりペコッと音がします。そのままでは十分な低域を発揮することが出来ないので内圧を程ほどに逃しつつ上手く低域が出るポジションを探す必要があります。同メーカーのAtlasよりはベストポジションは見つけやすいですね。

 

【音質について】

※上の表は音の量感を表したグラフで、高いほど高音質と言う訳ではないのでご注意下さい。環境はEarstudioのLDAC接続です。


【低域】

DDらしくパワフルで空気感と圧を十分以上に感じられる。エッジ感は弱く左右にぶわっと広がるイメージです。沈み込みもあり十分。人によっては若干ボワつきもある様に感じるかも知れませんが低音好きにはこれ位が逆に丁度良いとも言えます。解像感は甘めでウォーム傾向。どっしりと構えてくれているので音空間が広く感じられます。耳の下側でぶわりと広がり他の帯域を邪魔している印象はそこまでありません。


【中域】

ボーカルがしっかりと聴き取れ明瞭で粒立ちが良いです。若干ドライな鳴り方で、ここはBAの強みが出ています。相対的に他の帯域よりも量感は少な目ですが決して籠っている感じはありません。


【高域】

CAのAndromedaやJupiter程とは言えませんが明るい響きを感じられます。シンバルなどパーカッションにキレがあります。人によっては刺激が少し強く感じるかも知れません。


【全体】

簡単に言うと弱ドンシャリなバランスです。パワフルな低域に明るい中高域でどんなジャンルの音楽も楽しく鳴らしてくれるリスニング系に思いました。悪く言うとウォームな低域とキレのある中高域で帯域の繋がりが少し雑に感じる方も居るかも知れないですね。ドンシャリ好きですがボーカルも捨てたくない、そんな方におススメできますね。低音好きなら尚更です。低音はパワーだ!な人種なら一度手に取って試聴をしてみて欲しいです。EDMはもちろんポップスやJAZZにも合わせられる意外と万能な子です(当社比)。1DD&1BAのよくあるハイブリッドだからと甘く見ると痛い目を見る良いイヤホンです!

 

これで聴くEDMはこうなります。



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