64audio N8 (ネイト) ひと月エージングの影響メモ
- No.44
- 2021年6月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年8月24日
どうも、のんよしです。

エージング(鳴らし込み)について皆さんはご存じでしょうか。
音を発するドライバ等が音声信号によって振動し徐々にこなれてくるといったものです。
エージング否定派や肯定派など派閥はあるのですが私は「ダイナミックドライバに関しては肯定派」です。理由は諸説ありますが、剛性の高い金属部品のBAドライバなどは時間経過による変化幅が少ないものだからと認識しています。これ以上書くと不毛な争いになってしまうのでこれ位で。
64AUDIO N8 もダイナミックドライバを内蔵したハイブリッド型であり、少なからずエージングの影響は受ける機種ではないかと思っています。到着したのが5月の頭、それから約1ヶ月ほぼ毎日使用したのである程度は鳴らし込み出来たのではないかと思います。ピンクノイズなど特にエージング向けの音源は使用せず普段使いでの鳴らしでした。(若干EDM成分が多目でしたかね…)
【音について】
エージング前はベース等の低域が若干膨らみがちで広がる印象があったのですが、よりタイトで引き締まった鳴り方をする様に感じられる様になりました。
相対的に中高域が前に出てくる様になりサウンド全体に明るさが増した様に思います。
サウンドステージも低音に圧迫される感覚が減り、前後に広がりが増したというか角度が広がった印象です。ウォームからクールに若干寄りより客観的に音を分析出来る様になったかと。
他サイトのレビューにもソリッド、タイトな低音等といった評価が多くみられましたのでこれこそがメーカーの意図する音なのではないかと思っています。
バランス的にはより試聴機に近くなったというか、若干ウェットで暗めの Nio 位の印象に修正せざるを得なくなってきました。やはりより明るく聴きたいリスニングサウンドを求めるなら Nio は譲れない所でしょうね。よりベースを追い求めるなら N8 って具合で!
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