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  • No.44

【プチレポート】話題のWestoneAudio MACHシリーズの試聴など

どうも、のんよしです。


先日、健康診断で東京に行く機会がありそのタイミングでeイヤホンにも立ち寄って短時間ですが色々と聴いてきました。イヤホンは入れ替わりが速い界隈なので聴きそびれてしまうとその後中々試聴する機会に恵まれないんですよね。


丁度発売されたばかりの WestoneAudio のMACHシリーズも色々と試聴してきたので書いていきます。


試聴環境はHiby R5です。

 

WestoneAudio MACHシリーズ(30~80まで)

筐体デザインは全モデル共通でケーブルがモデルによって違うものが使われている感じです。耳への収まりも良く、総じてフィット感は良好でした。この中だとMACH70と60が私的に好みでした。


◆MACH30

予想に反して結構ウォームながらもすっきりはっきりしたサウンドでした。癖なく聴きやすいサウンドで個性は余りない感じ。個人的には同じ3BA構成でもPRO X30の方が低域がより出ており土台がしっかりしてて好みでしたね。


◆MACH40

30よりも音の密度が上がり情報量が増え音が濃くなった印象。柔らかく癖のないウォームなサウンドはWestoneならではと言った所。個性は弱めですがジャンルを選ばない懐の深さを感じられました。


◆MACH50

こちらもウォームながらすっきりとした歯切れ良いサウンドに。低域があっさりとしておりちょっと音が軽めな印象を受けました。音楽をノリよく楽しむなら自分はもう少し低域を盛っても良いんじゃないかなと思いました。


◆MACH60

自分の所持しているWestoneのCIEM、ES60に近いものを感じました。CIEMの音とサウンドをユニバーサルに落とし込む的な謳い文句の本シリーズの体をよく表していますね。自分の中ではこの機種が一番バランス良く自然かつラグジュアリーなサウンドをしているように思いました。本シリーズでどれが良いか迷ったらまずはこの機種から聴き始めると基準になってくれる気がします。


◆MACH70

60から低域により迫力が出て上もよりハキハキとメリハリが出てきているように感じられ、聴いていて一番ノれるサウンドでした。音の密度が感じられ包まれる感覚が非常に気持ち良かったです。ピエール中野さんのMACH総評でも本モデルが一番好みだったりツイッターでも好評だったのでMACHシリーズで一番人気が出る気がします。


◆MACH80

写真を撮り忘れてしまったのですが、本シリーズで一番すっきりとした印象を受けました。音と音の感覚が広く感じられ余韻を楽しめるイヤホンでしたね。この余韻から音場の広さは随一です。これに低域が備わったらより好みになりそうな予感がします。正直に言うとイヤピが合っていなかったのか「?」なサウンドでした。解像度・明瞭感はものすごいものを持っているだけにちょっと残念。

 

その後eイヤホンでその他イヤホンらを試聴してきました。


◆Noble FoKus Pro

手持ちのTWS、SONYのWF-1000XM4よりが中高域が繊細で音がキラキラしていました。低域はDDらしくふくよかで量感感じられ、音にメリハリがありかなり楽しいサウンドでした。流石は価格も音もTWS界隈トップクラス…!もうちょっと中古価格が落ち着いてきたら是非ともゲットしたい一品でした。


◆CUSTOM ART GO ONE & JOMO AUDIO S100 Cappuccino

GO ONEは1DD機らしくバランスの取れたまとまりある角の立たないサウンドでした。解像感もそれなりにありかなり良い印象でした。

横に並んでいたカプチーノはGO ONEを更にウォームでまろやかにした感じで、名前の通りのサウンドです。

個人的にはGO ONEの方がすっきりとしてて好みでした。CIEMモデルながらどちらも5万円以内で買えてしまうのは驚きです。


◆Flipears AURORA

ネット上では賛否両論なイメージがあってちょっと気になっていたんですよね。一聴してみて想像以上に感度が高くてびっくりしました。(120dB以上)音は結構好みでした。DDらしい太くて芯のある低音に高解像で粒立ちの良い中高域がバシバシと前に出てきてトライブリッドらしさを感じさせてくれて良い感じ。ボーカルが他の帯域としっかり分離していて音が立体的に感じられたのも魅力を感じました。このイヤホン、中々いやかなり面白いですよ。


◆Fitear MH335DWSR & CanalWorks CW-L33BB

Fitearは一部機種を除いてハズレの無い万人に受けるサウンド作りが魅力ですよね。MH335DWSRは音のバランスが良くて高解像、これ一本でどんなジャンルでも行けると感じさせられました。

それに対してCW-L33BBのゲテモノ具合が際立ちましたね。落ち着く低音ってよりもどんどん前へ前へ圧を掛けてくる様な攻めの低音機種でしたね。LV版をオーダーしているので届くのが楽しみです。


◆有線ピヤホン3(ダルマオーディオコラボモデル)

DDらしいウォームでまったり、しっとりとした重い低音にドライでハキハキとした中高域が乗っている様なサウンドでした。解像感はそれなりに感じられます。ライブや低音好きな方ならハマる音してます。賛否両論ありますが私は結構好みでした。現在クラウドファンディングで資金調達中で価格は約3万円。一般層の方を取り込むにはちょっと挑戦的な価格ですが中々に人気な模様です。デザインも武骨で中々に格好良いですね。


◆UltimateEars UE11Pro To-GO

今回の試聴で一番ビビッと来たイヤホンです。低域がとにかくパワフルかつエネルギッシュでキレよく弾む感じがとにかく気持ち良い。中高域は主張はそこそこに繊細で粒立ち良く低域を邪魔しない良い塩梅でした。低音好きかつ中高域も捨てがたい方なら一度は聴いて欲しいイヤホンですね。ほんとに欲しくなりました。いつか買うかもしれません。

 

そして試聴の合間にフォロワーさんとお会いして色々と積もる話をしながらお互いの愛機を聴きあうのでした。気になっていたJHaudioのTrifiも聴かせて貰えて大満足です。

まるで健康診断がおまけになってしまったかのようなプチ出張でしたが楽しむ事が出来て良かったです。話は変わりますが我が地元、宮城は仙台に遂にeイヤホンがオープンしました。これからは実家に帰省するついでに立ち寄って試聴する事も増えるでしょう。またプチレポートを書くのがちょっと楽しみです。


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